ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2009.05.04

第21回山口100萩往還マラニック大会

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5月4日に開催された第21回山口100萩往還マラニック大会の70キロに参加しました。マラニックとはマラソンとピクニックを掛け合わせた言葉で、順位やタイムを争うのではなく、非常食等必要なものをバッグに背負い地図片手に景色を眺め、出会った人と交流しながらコースを巡るものです。関西のTeam Diabetes Japan(TDJ)の池田病院の井田先生が出張TDJとして、北九州の杉本クリニックの佐藤さんも35キロのマラニックに参加されていました。今年4月に山口県立大学を卒業し、栄養士として病院に勤務している1型糖尿病のFさんが35キロのウオークに参加しました。

これまで過去3回は防府から山口経由の萩までの60キロウオークに参加していましたが、今年から60キロウオークの種目が無くなりました。そこで今年は4年前に1回参加したことがある70キロ(制限時間12時間で山口と萩往復)にするか、まだ参加したことのない140キロ(制限時間24時間で山口〜防府〜山口〜萩〜山口)に申し込もうかと考えていました。関西-TDJの井田先生より35キロに参加するとメールがあり、70キロに参加し行きの山口から萩を一緒に走ることにしました。前日の3日に受付をし、午後3時からは140キロと70キロは説明会があり、コースの説明をうけました。

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井田先生とFさんからはあらかじめメールで参加の連絡があり、前日の夕食を湯田の韓国料理店でいっしょにカーボローディングをしました。Fさんから二人に明日の朝食用の差し入れもいただきました。ウオークは午前6時、35キロマラニックは午前6時5分、70キロは午前6時30分スタートするので、翌日スタート地点に午前5時50分集合で解散しました。

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スタート地点でTDJのTシャツを着た女性を見つけ、昨年のホノルルや下関海響マラソンで一緒だった北九州の杉本クリニックの佐藤さんも35キロのマラニックに参加されていました。みんなで集合写真を撮って、Fさんが先にスタート、35キロは50人くらいのグループごとに時間差スタート、井田先生は35キロの最後の組に、私が70キロの最初のグループでスタートしていっしょに走ることにしていました。しかし35キロが午前6時15分に最後のグループがスタートすると、すぐに70キロがスタートではなく、午前6時半まで待ってのスタートとなり、井田先生とは15分離れてのスターとなりました。

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最初の6.4キロは標高545m(萩往還最高地点)までは上りがつづき、山道は歩きで、5キロ地点辺りでFさんと井田先生が一緒に歩いているのを見つけ、やっと追いつくことが出来ました。 その後は井田先生と下りは走り、上りは歩きで萩を目指しました。佐々並市(ささなみいち)のエイド(14.3キロ)では名物の佐々並豆腐、明木(あきらぎ)エイド(24.1キロ)では明木饅頭を食べ休憩をしました。山口へもどる250キロや140キロのランナーとすれちがい、おたがいに声を掛けながら進んで行きました。明木では先に出発した佐藤さんに追いつき、最後のエイドの萩有料道路料金所を超えると後は市街地を通って35キロのゴール(70キロの折り返し)の萩城跡のある指月山のふもとをめざしました。

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スタートして4時間54分で萩城跡までたどり着きました。タイムとしては5時間が切れたのでまずまずでした。昨年まで防府〜山口〜萩の60キロのウオークを約12時間かけて歩いても足はなんともありませんでしたが、今回35キロ走った時点でだいぶ足に負担が来ていることを感じました。行きは長い下り坂が続き、そこを走ったので、走っている最中はあまりわかりませんでしたが、歩くのと走るのと足への負担の違いを実感しました。昼食の弁当を食べ、井田先生や佐藤さんと別れ、山口を目指して復路をスタートしました。

 

市街地、萩有料道路をすぎ、明木へむかうところで35キロのウオークのFさんとすれ違い、声を掛け合い、おのおのゴールを目指しました。明木のエイドを過ぎるとすれ違うウオークの人もいなくなり、あとは帰りの70キロの参加者と少数の250キロや140キロが、上りの多い帰り道を ぽつぽつと抜いたり抜かれたりしながら、佐々並エイド(関門の午後4時)を午後3時半に何とか到着しました。スタートして9時間経過、残り3時間で14.3キロ、この先さらに上りが続き、ぎりぎりの時間となり、とにかく立ち止まらず前に足を進めていきました。

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12時間で60キロを歩いて足も痛くならず、少し下りを走れば70キロは楽勝と思っていましたが、上りは足の筋肉への負担、下りは膝への負担と 歩きと走りの足や肉体への負担の違いをあらためて感じ、今回は140キロにしなくて良かったと思いました。上りの途中で最後に私設のエイドが農機具小屋であり、そこでは温かいお茶と自家製のアンの入った草餅で、小雨が降ったり止んだりで冷えたからだと気持ちを暖めてくれ、最後の上りの頂上をめざし、なんとか11時間46分でゴールすることができました。足の痛みと疲れのなか車を運転して、何とか家までたどり着きました。帰って体重を測ると走る前より3キロ減少していました。前と後で写真で少し体は引き締まっているでしょうか?