平成24年11月19日に調理実習を行いました。4名の参加があり、今年最後の調理実習でした。
まず、栄養士より話がありました。「11月12日〜18日まで全国糖尿病週間だったことはご存知ですか?14日が世界糖尿病デーで、全国各地でブルーのライトが点灯しました。柳井市でもブルーの金魚ちょうちんが飾られたようです。待合室にもブルーの金魚ちょうちんが飾られています」ということで、本日は糖尿病と聞いて、持っているイメージを皆さんにお聞きしました。「小さい頃、近所の人が糖尿病で、糖尿病は目が見えなくなったりすると聞いていたので怖い病気だと思いました。しかしその方が現在もご健在なので、気をつけて合併症が起こらないようにすれば良いのだと思いました」「あまりなじみのない病気でしたが、5、6年前から仕事の関係で出会うようになりました。若くして糖尿病の方と身近で接することもあり、自己管理の仕方で病気でない人と同じように生活できるのだ、と最近感じました」また、本日の患者様の中にインスリンを打っている方がいらっしゃり、「今一番怖いのは低血糖です。」と言われていました。その後献立の説明があり、担当に分かれて調理を始めました。
なすとパプリカのポン酢ジュレ和えは「パプリカは生で食べたことはありますが、焼いたのは初めて!」焼いて皮を剥いたなすとパプリカを丁寧に1センチ角に切っておられました。クリームシチューは、よく使われる鶏肉ではなく鮭を使いました。鮭をこんがりときれいに焼き色がつくまで焼いておられました。そして適当な野菜を食べやすい大きさに切り、炒めたあと煮込んでいきます。最後に豆乳で溶いた米粉を入れてとろみをつけます。野菜から出る水分量によって味が変わるため、味を調えるのが難しいようでした。ブルスケッタは手際よくトマトを湯むきして、フランスパンを均等に切っておられました。
盛り付けをしてから試食をしました。「これで500kcal?食べ切れません」「カラフルですね」「シチューは簡単なので家で作ってみようと思います。」「ジェラートはさっぱりしてますね」などと感想を言われていました。また、先日木村栄養士が六甲縦走を完歩した時の話を聞いたり、最近お亡くなりになった森光子さんの話、そしてコンビニのおでんは会社によって味が違うなど、色々な話をしながらわいわい楽しくいただきました。
米粉で作る鮭のクリームシチューとヨーグルトジェラート(516kcal)