平成25年1月21日に調理実習を行い、「鮭のクリームシチュー」を作りました。6名の参加がありました。
献立の説明の前に、患者様の今年一年の抱負をうかがいました。「引き続き血糖値に気を付けて健康な1年にしたいです。」「主人と一緒にしているウォーキングを継続したいです」「48キロになりたいです」などそれぞれ色々な抱負が出てきましたが、やはり健康に関することが多かったです。その後、献立の説明に移りました。「今回のシチューは米粉でとろみをつけます。冷めてくると粘度が低下してサラサラになりますが、これが米粉の特徴です」とのことでした。
献立の説明の後担当に分かれて調理しました。ブルスケッタはイタリアのガーリックトーストのことで、フランスパンをスライスした後トーストし、にんにくの切り口をこすり付け、再び焼きます。以前全てのフランスパンににんにくをこすり付けてしまい、凄まじいにおいがしてしまったことがあるので、1人につき1枚だけ塗りました。クリームシチューは材料を全て食べやすい大きさに切り、鮭と野菜は別にして火を通しました。なすとパプリカのポン酢ジュレ和えは茄子、パプリカをグリルで焼いて皮をむき適当な大きさに切ります。「パプリカは家では使ったことないです。」焼いて熱くなったパプリカの皮をきれいに剥いておられました。本日は患者様が栽培した椎茸やレタスを持ってきてくださったので、椎茸はグリルで焼き、すだちの汁をかけていただくことにしました。ベテランさんばかりだったので非常に早く出来上がり、ゆっくり色々な話をしながら試食しました。
「あっさりしておいしいですね」クリームシチュー担当の方が味付けを気にしておられたので「もう少し濃い味付けの方が良かったかしら?」と言われ、皆さん「丁度良いですよ」と言っておられました。「椎茸が美味しいです」と、患者様から頂いた椎茸も、採りたてだったからか他の調味料をつけず、すだちの汁だけで食べることができました。ヨーグルトジェラートは、「材料を冷凍してミキサーにかけるだけなので簡単ですね。家でもやってみます」「みかんが甘いから、パルスイートは入れなくてもよいかもしれません」とのことでした。そして話題は最近の様子になり、「今日、実は主人とけんかしたんです」「私の家はそんなこと言ったら家に居れません」などと各家庭によって様々のようです。昨日NHKであった老人漂流社会の話題など色んな事を話をして盛り上がり、調理実習は終了しました
米粉で作る鮭のクリームシチューとヨーグルトジェラート(516kcal)