平成25年5月27日（月）に調理実習を行い、「手作りピザ」を作りました。5名の参加者がありました。

ピザは生地を捏ねる時間と、発酵時間が長いので先に生地の材料をパン捏ね器にセットしてから献立の説明になりました。今回初めて参加される方がいらっしゃったので、簡単に自己紹介および調理実習に参加するようになったきっかけ、最近の状況などを話していただきました。前回、体重が落ちすぎて「体がなくなるのではないか？」と、すごく頑張っておられた方が「最近だれてきてしまい、ウォーキングも5?6000歩になり、検査値も上昇してしまいました。」といわれていました。やはり継続することがいかに難しいということがよく分かります。献立はピザということで、普段はピザを食べるかお聞きしたところ、「市販のピザをたまに食べていましたが、糖尿病と分かって全く食べなくなりました。」「たまに宅配ピザを食べることがあります」とのことでした。栄養士より「ピザは高カロリーのイメージですが、トッピングに気をつければ食べられないものではありません。チーズやソースをドバッと乗っているものや、ベーコンやサラミがどっさり乗っているものはやはりカロリーが高くなりますよね。今日はピザソース、チーズの重量はしっかりはかってもらいます。」とのことでした。献立の説明の後、例によって担当に分かれて作り始めました。

ピザ担当の方は発酵の間にトッピングの野菜類を切っていただきました。ご夫婦が担当され、最初に参加されたときご主人は包丁を持ったことがないといわれていましたが、さすがに慣れたようで、丁寧に切っておられました。生地の発酵が終わって、それぞれ直径25センチくらいの丸になるように伸ばしていただきました。「弾力があって、力いっぱい伸ばさないとすぐ縮んでしまいますね」といわれていました。毎回1個くらいは丸というより四角になっていましたが、今回は4枚とも全てきれいな丸になっていました。その後思い思いにトッピングをして焼いていきました。スープはねぎとじゃがいもを薄く切ってからミキサーにかけます。いつもミキサーにかけると熱すぎてかミキサーの蓋から飛び出ていましたが今回はそれがなく、すんなり作ることができました。ジンジャーミルクティープリンは、意外と手間がかかるのですが、手際よく作っておられました。

全員でテーブルセッティングをし、試食をしました。試食の間色々な話が出ましたが、何かの拍子で千昌夫が中心となりました。まるでお知り合いかのように面白おかしく話してくださり、「次回も何か話題を仕入れてきます」次回は何の話題が出るか楽しみです。献立の感想としては「お腹いっぱいです」「プリンおいしいです！」また、ある患者様が持ってきてくださったさやえんどうをシンプルに湯がいていただきました。「採れたてなのでおいしいですね」などといわれていました。皆様手際がよく、片付けもすぐに終わり、記念撮影をして調理実習は終了しました。

手作りピザ(501kcal)

ピザ(生地)：強力粉、ドライイースト、砂糖、塩、オリーブオイル

(トッピング)；玉ネギ、ピーマン、パプリカ黄色、ミニトマト、しめじ、シーフードミックス、ピザ用チーズ、ピザソース

サラダ：水菜、きゅうり、とうもろこし缶、黒豆のパウチ、ミニトマト、レタス、ドレッシング(酢、醤油、ラカント、ゆずコショウ)

ネギのスープ：長葱、ジャガイモ、チキンスープの素、塩、こしょう、小葱

ジンジャーミルクティープリン：ティーパック、生姜汁、牛乳、ラカント、粉ゼラチン