平成26年1月1日（水）琴石山の山頂（標高545m）より初日の出を見ました。患者さんが頂上で毎年お雑煮を作っており、今回は一緒にいただきました。

これまで何度か琴石山まで上り、初日の出を見るようにしていました。頂上のほこらの前で数人で鍋を食べている人たちがおられたのは記憶に残っていました。一昨年のある患者さんの診察の時に琴石山で初日の出を見に行った話題が出て、その中に患者さんがいたことを知りました。「来年も初日の出を見に行き、もしも来たらごちそうします。」と一昨年最後の診察の時に言われていましたが、昨年の元旦の朝、起きるてみると雪が積もっており、前日の大晦日を遅くまで起きていたので、起床が遅かったこともあり、車で行ける所までいって、そこから歩いて上ることにしました。しかし車道の坂が急でカーブも多く、落ち葉もあり、路面が凍っていたりして、タイヤがスリップして上がらなくなり、結局途中であきらめて、帰ることにしました。その後の外来で患者さんが「琴石山に行って、お雑煮を作ったが私が来なかったので、学生さんにごちそうした。」と言われていました。

今年は大晦日は午後11時には寝て、午前5時に起床し、午前5時45分に家を出発して、走って登り、午前7時前に頂上に到着しました。患者さんと知人の方3人でガスボンベを使って準備をされており、挨拶をして、初日の出を待ちました。頂上には家族や多分一緒に上って来た学生の集団など、30名くらいがいました。一人男性でタイツでランニング用のバックパックを背負い、トレイルランのようなシューズを履いており、トレイルランをするのですかと話しかけると、そうですとのことで、昨年の下関海響マラソンや萩往還の70キロに参加したことなど、他のトレイルランのレースについて話をしました。

初日の出の時間は午前7時20分の予定でした。天候は晴れていますが、ちょうど日が出る周防大島の山の上に雲がかかり、雲の上から初日が出たのは午前7時半過ぎでした。上るまでは汗をかいて体が熱くなっていましたが、日の出を頂上で待っていると体が冷えて来て、お雑煮も完成し、いただくと美味しく体も温まり、気分もほっとしました。自分が作った訳ではありませんが、トレイルランをしている男性もさそって、一緒に食べました。

いつも家からクリニックに走って向かう時に日の出はみますが、元旦の「初日の出」は特別で、今年も新たな気持ちで1年を迎えることが出来ました。