ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
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2014.02.24

第254回調理実習「里芋のコロッケ」

CIMG8262.JPG平成26年2月24日に調理実習を行い、「里芋のコロッケ」を作りました。参加者は8名でした。

CIMG8247.JPGCIMG8249.JPGこのグループは今年初めてでしたので、最初に一人ひとりに年末年始の食事・運動の様子をお聞きしました。「年末年始食べる量が多かったので、今日まで体重計に乗っていません」「主人が糖尿病で、おせちは自分でインターネットで調べて糖質を抑えたものを作りました。主人が走っているので、時々自分も走っています。最近やせたといわれるようになりました。」「2kg増加しましたが、走って食べるのを控えて1kg戻しました。来週のマラソン大会までに1kg減らすことがもくひょうです。」など色々でした。それから献立の説明に入りました。「今回はコロッケですが、以前の調理実習では揚げない魚のフライや昨年の患者会の調理実習では揚げないカツを作り、カツどんを作りました。このように応用がききます。コロッケは芋と衣で炭水化物が多くなってしまいますので今回は、ごはんはまんなんひかりときのこを入れコロッケ分の炭水化物量を調節しました」とのことでした。

CIMG8253.JPGCIMG8255.JPGコロッケは、パン粉を炒る人、ねぎをみじん切りにする人、付け合せの野菜を切る人と分担してから調理しました。パン粉を炒る担当の方は手馴れた様子でちょうどよいキツネ色に炒りながら「オーブンで焼くとよいですよ」と教えてくださいました。以前調理をほとんどしたことがないといわれていた男性に付け合せのトマトを切るのをお願いしましたら、ちゃっちゃと切ってくださいました。かぶの酢の物担当の方はほとんどお一人で作業されて、「全体的に味がない!」と言われましたので、味付けをお任せしました。茶碗蒸しは担当者3名で確認しながら調理されておりました。火加減が弱かったのか、前回よりも火の入りが悪かったため、しっかり観察しながら、すがたたないように作っていただきました。それから、盛り付けをして、試食をしました。

「茶碗蒸しの塩加減がちょうどよいです」「すましじるはやはり吸い口のゆずがよいですね」「ごはんはほうじ茶が入っているのですね」など言われていました。「今日誘っていただいてよかったです。やはりみんなで作って食べるのはよいですね。これがなければ家でボーっとしていたと思います」試食中は昨日の県知事選挙の話や、10年以上も続けているカスピ海ヨーグルトの話などをされていました。今回の果物は、お店で珍しい柿があったのでそれを利用しました。シャロンフルーツという日本の柿より小ぶりなイスラエルの種無し柿です。調べてみると渋抜きしているため、非常に甘く,現地では「天然のキャンディー」といわれているようです。購入したお店の食べ方には皮ごと食べることができるよう書いてありましたが、やはり農薬も気になりますので剥いていただきました。「この柿はすごく甘いのでキウイより先に食べると、キウイがすごくすっぱく感じます。」キウイもおいしいものの見分け方があるようで、「平たいほうが甘いらしいですね」皆さんよく知っておられるので、毎回いろんなことを知ることができ勉強になります。

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揚げない里芋コロッケ(507kcal)

きのこ茶飯:ごはん、マンナンヒカリ、まいたけ

揚げないコロッケ:里芋、牛ひき肉、長ねぎ、鶉の卵、パン粉、薄力粉、とき卵、付け合せ(キャベツ、トマト)

茶碗蒸し:卵、だし汁、海老、しいたけ、ぎんなん、三つ葉

わさび酢和え:かぶ、かぶの葉、穀物酢、砂糖、練りわさび

すまし汁:だし汁、ほうれん草、にんじん、薄口しょうゆ

季節の果物:柿、キウイフルーツ