今年の新しい企画として、平成26年3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。今、NHKの「サラメシ」という番組を真似て、「クリメシ」と名付けました。平成26年5月15日(木)第6回目のまかないは「トンカツ」を作り、9名が参加しました。またスタッフは順番でタイトル自由で「3分間スピーチ」をすることにしました。今回は木村栄養士。
9:00調理スタート。先に味噌汁用のいりこだしをとったり野菜を切ったりある程度下処理をしてからとんかつに取りかかりました。10:00過ぎて木村栄養士が上がってこられてとんかつを作り始めました。小麦粉は濾し器てふるってから肉につけ、卵をつけてパン粉をつけます。揚げるときは最初は180度にしましたが、肉の裏側が焦げてしまいましたので、温度を下げ、じっくり揚げました。2回目から170度に下げてあげるとちょうどよいようでした。鍋が小さく1度に2枚しかあげることが出来ず、また鍋の底にフライから取れたパン粉が沈んでしまっていたので、5枚揚げたところで油を冷まし濾してから再び揚げることにしました。それから同時進行で作っていたひじき煮や酢の物を盛りつけました。本日のまかないはいわゆる「とんかつ定食」をイメージし、付け合せにはせんキャベツ、トマトにしましたが、木村栄養士の案で赤と緑のもみじを置くだけで通常のとんかつが少しよいものに見えました。本日は診察が早く終わったようで、12:00前に上がってこられた方々に、配膳やごはんや味噌汁をよそうのを手伝っていただき、12:20頃から食べ始めることが出来ました。栄養士より、「今日は普通のとんかつです。付けあわせをスパゲッティやポテトサラダにしてしまいがちですが、揚げ物と一緒にするとカロリー過多になりますので生野菜を付け合せています」補足で「一般食には通常漬物が付いていますが塩分が気になったようで、今日はつけなかったそうです」とのことでした。
3分間スピーチ(要旨);「お煎茶」、木村栄養士。
茶道にはお抹茶とお煎茶があります。私はお抹茶を40年近く嗜んでいますが、10年前先輩にすすめられお煎茶も始めました。お煎茶をいただいてお茶の美味しさを改めて感じました。違いは、粉末のお茶を使うか、茶葉を使うかです。お道具もほとんど共通性がありません。両方を比較すると、規則は煎茶のほうが緩やかです。抹茶に比べて気楽に行え、適温でいい茶の葉を使ってゆっくりといれるととても美味しくいただけることです。煎茶とは緑茶の一種であり一番茶や二番茶といった早摘みの茶葉を用いた日本茶の代表的な種類です。カテキンが多く、健康にもよろしいようです。お煎茶は一煎目は甘く、二煎目は渋い、三煎目苦いとされています。一般的には二煎目で終わりですが所望すれば三煎目いただけるようです。飲み方は舌の先で転がすように飲むとよろしいようです。お菓子は一煎目の後いただきます。忙しい日常、好みの茶道具に美味しいお茶葉をいれてゆっくりした時を楽しみましょう。
アンケート結果9名
肉の硬さは?硬い0名 ちょうどよい9名
焼き色は?揚げすぎ0名 ちょうどよい9名 もう少し0名
腹何分目?腹8分 3名 腹9分 0名 満腹 6名
彩りや盛り付けは? 適9名 悪い0名
献立のくみあわせは?適9名 不適0名
ほしいくつ?三つ8名 二つ半1名
感想:ご飯の量がおおい(2名)、美味しかった、見た目がきれい、肉がやわらかかった、揚げたてがよかった
ごはん:150g
とんかつ:豚ロース80g、小麦粉、パン粉、卵、揚げ油、キャベツ、トマト、とんかつソース
ひじき煮:干しひじき、油揚げ、人参、
酢の物:きゅうり、わかめ、しょうが、
味噌汁:玉ねぎ、しめじ、葉ねぎ、煮干だし、味噌
くだもの:キウイフルーツ1/2個