平成26年6月6日に調理実習を行い「野菜寿司とサイコロステーキ」を作りました。参加者は6名でした。
本日は最初に代表者2名にこの最近の出来事を話していただきました。それから木村栄養士から皆さんに元気を与えますと「毎年ランナーズ7月号で全日本マラソンランキングというのが出ます。それで年代別で良い成績が載っていました」とのことでした。いつもの通り献立の説明の後担当に分かれ調理に入りました。野菜寿司は4名に担当して頂き、あれはどうすればよい?と確認しながら作業されてました。一通り準備が終わり、握っていただきました。今日は材料の関係で12人分作りましたので、60個握らなければなりません。4名で分担しながら、「握るのにも個性が出ますね。なんとなく体型と同じような気がしませんか?」などと笑いながら握っておられました。細長いものや、にぎり寿司にしてはまあるい形のものなど様々でした。60個握り、数を確認して具を乗せました。きゅうりは周りに巻いたり、おぼろ昆布を乗せてトマトを乗せたり大変なので、「これは私たちがしますね」と、うまく分担してつくり、全部具を乗せて数を確認してから器に盛りました。ここで木村栄養士が盛りつけにこだわり、患者さんから「はぁぁぁぁすごいですね!」という声がもれていました。肉は2名に担当していただき、その後しめ卵もやっていただきました。数をこなすうちにスタッフがうまくなったのか、担当される患者さんがうまいのか、きれいな丸になっている気がします。キウイは「給食のようにぶつ切りしてスプーンで食べましょう」とのことでしたが、木村栄養士のアイディアで、キウイに金箔を乗せました。すると給食のキウイが料亭料理に早変わりしました。盛りつけをし、試食にうつりました。
「今日の料理は目で楽しんで、口で楽しませていただきました」「パプリカはマグロみたいです」「みょうがはおいしいですね。これは」「みょうがは湯がかないとすごく辛くて飛び上るほど食べられないと思います」実は、家で試作した時にみょうがを湯がくのを忘れてそのままラッキョウ酢につけて食べたら辛すぎて食べられなかったことを思い出しました。ステーキは「おろし大根にしそを混ぜるのもよいですね」「きのこからいい味が出ています」「しめ卵は何とも言えない食感ですね」など言われていました。みょうがはなかなかいい値だという話題から、なぜか蝮の話になり、「マムシを焼酎につけたものを傷に塗るとよく治る」という話から「イノシシがマムシを食べる?」という話になり、「大島ではイノシシと車がぶつかった人がいて、車が負傷した」と色々な話があがり、最終的に「何でイノシシの話になったのかしら?」始終ワイワイして調理実習が終了しました。
野菜寿司:精白米75g、酢、塩、パルスイート、赤ピーマン、柚子胡椒、しいたけ、レモン、きゅうり、ミニトマト、おぼろ昆布、エリンギ、レモン、みょうが
サイコロステーキ;牛もも肉60g、ぶなしめじ、しそ、大根、レタス
しめ卵すまし汁:卵、じゅんさい、人参
和え物;小松菜、塩昆布
くだもの:キウイフルーツ