山口県小児糖尿病患者会「山口会」交流会が徳山市大田原の「大田原自然の家」で10月11日(土)から13日(月)までの予定で開催され、参加しました。台風19号の影響で1日短縮され、12日(日)の夕方で終了しました。
10月11日(土)
午前中診療し、車で会場まで向かいました。午後3時過ぎに到着、全員で記念写真を撮影し、患者、親御さん、ヘルパーの大学生、医師、栄養士、看護師などの医療従事者、製薬会社の方など約80名が集まっていました。子供たちはヘルパーの大学生といっしょにゲームをしながら、自己紹介をしながらアイスブレーキングをし、たたき染めをしたり栄養指導の話を受けたりして午後の時間を過ごしました。
親御さんたちは別の場所で日頃の悩みなどを話し合い、子供さんが1型糖尿病を発症したばかりの親御さんが現在の不安な気持ちを話しをされ、先輩の親御さんが子供が発症した当時は同じ悩みがあり、こんな風に乗り越えてきたことなどの体験談を話されていました。OBの大人になった1型糖尿病の患者さんから、小さい頃の体験談などの話があり、子供さんの気持ちを理解する手助けになったと思います。
夕食前に血糖測定をして、インスリンを必要量注射しは体育館でみんなで食事をし、入浴、食後の血糖測定をして、親御さんたちは別室で情報交換会を行いました。
情報交換会も午後11時半過ぎからは各自の都合で宿泊場所に戻る人、話を続ける人、一端解散となりました。最後まで話をしいていた人たちは午前2時過ぎまでいたそうです。
宿泊場所は丘の上にあるログハウスに分かれて就寝で、上の屋根部屋では子供とマンツーマンのヘルパーの大学生がいっしょにおり、話し声が聞こえてきて、「大学生を彼女はいるのかとからかったり、Hな話をしたり」そういう時代も昔あったなと懐かしく思いながら、眠りにつきました。
10月12日(日)
午前5時半起床、1キロくらい軽くジョッギングしました。子供たちは午前6時半起床、掃除、血糖測定をして朝食。台風の接近により、明日の午後までの予定を明日の朝までに変更になりました。今日の予定が変更になり、午前中は予定通り野外炊飯、午後は予定を変更し、明日午前中の予定のもちつきをして、ウオークラリーは中止となりました。野外炊飯のメニューは鮭のホイル焼き、ひじきご飯、ごぼうサラダ、すまし汁をスタッフと子供たちが一緒に作っていきました。
薪を使って火をおこす係りで、ひじきご飯のためのひじき、ニンジン、油揚げを炒めるための火をおこしていきました。平素は接することのないヘルパーの若い学生さんと日頃の生活を聞きながら、火をおこしていきました。
午後からは餅つきをもち米をむすところからうすで餅をつき、小さく丸めていき、子供参加して作っていきました。午前中に下ごしらえしていたピザもピザ釜で焼けて、午後の間食も完成し、子供たちは食べていました。
午後の後半は糖尿病教室、歯科検診があり、盛りだくさんの予定がくまれていました。台風もさらに接近し、予定をさらに繰り上げ、今日の午後7時まで交流会を終わることになりました。
帰る準備のための、掃除や片づけも並行して行っていきました。雨も少し降ったり止んだりしていき、夕食を食べて、後かたづけをして、午後7時解散となりました。