平成28年3月18日に調理実習を行い「お花見弁当」をつくりました。参加者6名で、ケーブルテレビの取材が入りました。
今日はケーブルテレビの収録が行われます。早くこられたケーブルテレビのリポーター木村さんに前準備を手伝っていただきました。木村さんの包丁捌きにカメラマン久保田さんが「包丁でものを切るときの左手が猫の手になっていない」などと鋭いツッコミが入っていました。その後来られた患者さんも一緒に手伝っていただき、患者さんに切り方を習っておられました。
全員集合してまず、弁当を作るときのこだわりを数名にお聞きしました。「主人の弁当を作っていますが、ウインナーやかまぼこなど加工品を食べないので入れません。弁当作らないと1日1000円弁当代になるので、それなら作るほうがいいです」「今はもう作っていませんが、どうしても茶色の弁当になっていました。」とのことでした。また「最近は弁当箱も塗りのものなど色々なものを使うのが流行っているようです。これで山根マネージャーと弁当作って花見行こうと話しています」と木製の素敵な弁当箱を木村栄養士が持参し見せてくださいました。
献立の説明のあと、調理に移りました。豚肉のこんにゃくロールは、生姜焼き用の少し厚い豚肉に青紫蘇を敷いてこんにゃくと調味料を乗せて巻いていきます。厚さがあるので麺棒で丁寧に叩いておられました。巻き終わりを下にして焼くとバラバラにならないのですが、「巻き終わりをしっかりたたいて薄くしたほうが焼きやすいししっかりとくっつく気がします。」とのことでした。次回はそうしたいと思います。切り干し大根とひじきのミルク煮は少し目を放した隙に牛乳が吹きだしてしまうハプニングがありましたが、その後はしっかり見張っておられたので焦げ付かずに出来ていました。出来た傍から弁当箱につめていきました。盛り付け配膳がすんで試食です。「味噌汁にアスパラ良いですね。入れたことがありません。」「納豆は初めての味です」「食べるのがもったいないですね」と感想を言われていました。今日は洗い物が出ないので木村栄養士のたてたお抹茶が振舞われました。お抹茶を点てたことがないのでやってみたいですと数名の患者さんが自分のお抹茶を点てておられました。」「お抹茶美味しいです」「お干菓子美味しいです。そば板と言うのですね。八橋より好きです」その後更にコーヒーをいただきました。「そば板をお父さんに持って帰ろうと思っていましたが、コーヒーと一緒に食べてしまいました」と言われる方が居られ笑いが起きていました。今日は皆さん満足して調理実習終了しました。
桜の花塩漬けおこわ;もち米、精白米、桜の花の塩漬け
薄切り肉のこんにゃくロール;豚肉、板こんにゃく、赤味噌、紫蘇
鮭ときのこのレモン蒸し;鮭、キャベツ、しめじ、れもん
ミルクだしまき卵;卵30g、牛乳、酒、砂糖、うすくち
トマト納豆;糸引き納豆、とまと、青紫蘇、ごま油、豆板醤
切り干し大根とひじきのミルク煮;切り干し大根、干しひじき、普通牛乳、みりん、こいくち
セロリときゅうり浅漬け;セロリ、きゅうり、昆布茶、酢
果物;イチゴ
味噌汁;アスパラ、えのき、麦味噌