昨年(H27年11月8日)の西宮でのハーフマラソン大会のイベント(ゴール直後の心室細動とAEDによる回復)があり、今年になって何度か病院に通院検査して、今回3月23日から1週間入院して、植え込み型除細動器(ICD)の植え込みなどの治療をする事になりました。入院中のことをお知らせします。お見舞いに行こうと思われる方がいるかもしれないので、病院名は退院してからお知らせします。お見舞いは不要です。
3月23日(水)は病院に入院し、ICDの植え込みをしました。
3月22日(火)
今回は予定入院で明日からの1週間を休診にするので、予約を入れないようにして、患者さんを振り分けていました。それでも予約外の来院に備え、受付の事務対応はするようにしました。
1週間の入院に必要な物をキャリーバッグに準備し、午後8時まで夜間診療の後、明日は午前9時までに病院の入院受付をするため、病院の近くの予約しておいたホテルに向かいました。午後11時チェックイン、大浴場の温泉に入り、午後12時半就寝。
3月23日(水)
午前5時15分起床、天候は晴れ。今日は午前9時までに病院の受付をし、午前7時までには朝食をとっておくようになっており、午前6時半に朝食、ホテルの回りを散歩。治療後は2日ほど入浴が出来ないので、朝風呂に入り、支度をして、ホテルを出発。受付をして、治療用の服に着替え、リストバンドをして、心電図、抗生物質の点滴と段々と病人らしくなりながら順番を待ちました。
2番目の順番となり、午前11時10分からカテーテル室でICDの植え込みが開始。ベッドに仰向けになり、消毒の後、右手首から動脈ルート、左足に血圧計、左の指先に酸素飽和度計をつけ、顔にはトンネルのような骨組みをして上にシートをかぶせ、声は聞こえても周りは見えない状態。左の鎖骨の下当たりに局所麻酔をして、メスで切開して、様子は見えませんがICDの機械をいれるスペースを作ったり、心臓へワイヤーを入れたりしているのだろうと想像しながら目をつむっていました。最後に皮膚を縫合して、挿入部をバンドで固定し、午前12時半過ぎに終了。傷が安定するまではこの状態で、左手を肩より上げないようする事の説明を受け、約1時間半かかり、病室に戻ってきました。点滴ルートが左について、心臓モニターをつけて、後は経過観察。
昼食は処置が終わって1時間経ってから、午後1時半過ぎに病室に運ばれてきました。食事の品書きやカロリーの書いてある紙がついており、ご飯中、鮭とアスパラのバター焼き、なすの旨煮、ジャガイモのカレーソテー、543kcal、蛋白24.3g、塩分2.2g。ご飯は200gくらい。糖尿病患者さんが色んな理由で入院するといつもは「食べ過ぎてないのにやせられない」といっているのに、退院する時には体重も減少し、コントロールも改善してきます。昨日も2週間ちょっと入院して、体重が5キロ減少し、薬も減って、コントロールが良くなっていました。しかし「1440kcalでお腹がすいて、死ぬかと思った」といっており、だんだんと食事量が増えて元に戻るのだろうと思いました。なるべく病院食のみにして、毎日体重測定をしてどれくらい減少するのか見ようと思います。
入院のしおりに午前6時起床、午後9時就寝。個室になったので、広々してあまり隣の人に気を使わなくていいのは気楽です。時間は十分あり、インターネットの接続もケーブルで出来るので、パソコンを持って来たり、本やスケッチブックも持ってきました。昼を食べると何もすることはなく、点滴ルートにつながれ動きにくく、左手はあげられず、左鎖骨当たりの違和感を感じながら、点滴台を引っ張って病棟内を見て回ったり、HP用の記事を書いたり、入院の部屋のスケッチをして時間を過ごしました。
午後6時夕食が運ばれて来て、ご飯中、若鶏の香味焼き、野菜サラダ、果物、615kcal、蛋白23.0g、塩分0.3gでした。昼夜合わせて1150kcal、バンドや心電図モニターの重さがあるものの、今日の夕食後の体重を基準±0 kgとしてどう変化するか経過を見る事にしました。
夜の時間は十分あり、本を読んだり、日頃時間がなく出来なかった事をやってみることにします。
午後10時就寝。2345歩。今日の体重=±0 キロ