昨年の西宮でのハーフマラソン大会のイベントに対する治療として、今回3月23日から1週間入院して、植え込み型除細動器(ICD)の植え込みなどをする事になりました。多分時間が十分あると思うので、入院中のことをお知らせします。お見舞いに行こう(行かなければならないか)と思われる方がいるかもしれないので、病院名は退院してからお知らせします。お見舞いは不要です。
3月24日(木)は午後から固定していたバンドをはずし、挿入部を覆っていたガーゼも取り外しました。
3月24日(木)
午前5時起床。昨日は治療後ずっとイスに座っていたので気がつきませんでしたが、寝るために横になると胸の固定バンドが左肩を固定しているので、仰向けになるのも右を下にするのも、バランスが悪く、体位の変換も難しいのに気がつきました。途中何度か目が覚めながら、午前5時にセットした目覚ましが鳴った時には寝ていました。本を読んだりして時間を過ごし、午前6時前には外も明るくなってきました。いつもは午前6時半頃に朝食をとるのが、病院は午前8時からとなっており、朝飯前にまだ1時間半あり、現在は心電図モニター(無線)をつけているので、病棟内のみ動く事が出来、1階などにはいけず散歩も難しく、ぶらぶらと病棟内を歩いて見て回りました。
午前8時過ぎ、朝食が運ばれ、朝の連続テレビ小説、「あさイチ」を見ながら食事。朝食はご飯、みそ汁、大根の甘酢和え、海苔、ふりかけ、洋梨、牛乳で、586kcal、蛋白17.1g、塩分1.8g。味の薄さは感じませんでした。電気ポッドは持ち込んではいけないので、モンカフェも飲めず、気分がシャッキとしません。1階にはドトールのコーヒーショップ、図書館や売店もありますが、まだ下までは下りる事が出来ない安静指示なので、新聞も読めない状態です。心電図モニターと圧迫しているバンドが外れると行動範囲も広がり、動きやすくなるのでしょう。普段だと仕事のスタートの準備であわただしいところ、日頃この時間帯に見る事の無い番組を見て、歯を磨いて、寝間着のままで午前9時。今日の予定は胸写を撮る、今度の治療の説明、抗生物質の点滴が朝、晩あることくらい。3月号の「さかえ」に「定年退職後の糖尿病患者の生活」という特集があり、まさに今日はどう過ごすかを考えさせるものでした。
午前中に抗生物質の点滴が1本あり、胸部X線を1階で撮影するため、車いすに乗っていつもと目線の高さが違い、降りていきました。久しぶりに1階の様子を見る事が出来、軟禁生活から日常をかいま見たような新鮮さがありました。12時から昼食、内容はご飯、ハンバーグ、キャベツのスープ煮、海藻サラダ、559kcal、蛋白22.1g、塩分3.2gでした。運動量も少なく、腹八分目でした。昼食後は主治医の先生より今後の治療の説明がありました。これで後は夜の抗生物質の点滴で予定は終了。
部屋か同じフロアーしか居場所がないので、今日は部屋のトイレとシャワー室を上から見たように想像しながらスケッチをしてみました。
午後から胸の固定バンドを外し、ICD挿入部を覆っていたガーゼも取られまだ違和感がありますが、少し軽くなりました。本を読んだりしながら、時間を過ごし、午後5時から抗生物質の点滴。午後6時から夕食で、いつも午後7〜8時以降からのことが多く、動く事も少なく空腹感はあまりないものの、生活の区切りのイベントのようになっています。内容はご飯、揚げ魚の南蛮漬け、白菜の卵とじ、パイナップル、612kcal、蛋白24.5g、塩分1.8g。これから長い夜の始まり、また本を読みながら、サッカーを観たりして過ごすことになりそうです。今日も長い一日でした。バストバンドが取れて昨日よりは寝やすいのではと期待します。体重は- 0.9 キロ(バストバンドを外した影響もあり)。1234歩。