平成28年4月22日に調理実習を行い「お花見弁当」を作りました。参加者は6名でした。
今回もスムーズに調理実習を行うため、早く来てくださった方に下準備の手伝いをしていただきました。10時から調理実習開始。今日で熊本地震から一週間経過しましたので黙祷を行いました。「今回で弁当シリーズは5回目です。洗い物が少ないのでお抹茶を出させていただきます。このお弁当でお腹一杯になる人もいますが、腹8分、腹9分の人もいます。少しのお干菓子を食べてちょうど良いと思います」と木村栄養士から説明がありました。それから調理開始となりました。
豚肉のこんにゃくロールは、生姜焼き用の肉をたたいて薄く伸ばしてからこんにゃくとしそを挟んで巻いていき、巻き終わりを下にしてから焼きます。肉をたたく人、巻く人と担当を決めて作っておられました。たれを絡めて水分をとばすときに、火が強かったようで、少し目を放した隙に真っ黒に焦げてしまう寸前になりましたが、それはなんとか間逃れることが出来ました。鮭のレモン蒸しはご夫妻に担当していただきました。ご主人も手馴れたものです。早めに作り終わったので、おこわを松に抜いていただきました。調理が出来たものから順に弁当箱につめていただき、11時半には出来上がっていました。しばし談笑し、12時前にいただきました。
「桜のおこわは塩加減が良いですね」「肉にこんにゃくを挟んで巻くという発想がありませんでした」「味噌汁は三つ葉の香りと木の芽の香りが良いですね」「卵焼きは牛乳が入っているのでまろやかですね」「レモン蒸しは、他の魚でも代用できますね。身離れのよい魚がよいでしょうね」など感想を言われていました。食後は木村栄養士のたてたお抹茶をいただきました。お干菓子は京都の蕎麦板、そして懐かしいラムネ菓子と金平糖です。今日はお茶をしておられる方が数名いらっしゃり、ご自宅から夏茶碗や手作りの素敵なお懐紙や今年の干支のお猿の木の置物を持ってきてくださったので使用させていただきました。
桜の花塩漬けおこわ;もち米、精白米、桜の花の塩漬け
薄切り肉のこんにゃくロール;豚肉、板こんにゃく、赤味噌、紫蘇
鮭ときのこのレモン蒸し;鮭、キャベツ、しめじ、れもん
ミルクだしまき卵;卵30g、牛乳、酒、砂糖、うすくち
トマト納豆;糸引き納豆、とまと、青紫蘇、ごま油、豆板醤
切り干し大根とひじきのミルク煮;切り干し大根、干しひじき、普通牛乳、みりん、こいくち
セロリときゅうり浅漬け;セロリ、きゅうり、昆布茶、酢
果物;イチゴ