平成29年3月27日(月)に調理実習を行い「和洋折衷祝い膳」を作りました。参加者は7名でした。
この献立「和洋折衷祝い膳」は、11月はお茶のお正月、1月は一般のお正月で、今回の献立は11月から開始して2月まで行いますので、献立名を「和洋折衷祝い膳」にしました。今日のご飯は、つぼ焼きのパンに小麦粉を使っているので、ご飯は1単位50gにしています。10時30分から調理を開始しました。
つぼ焼きの玉ねぎのみじん切りは、前回と同様に少し大きめに切りました。参加者の中にロシアに行かれた方がおられ、つぼ焼きを食べたといっておられ、今日の料理を楽しみにしていると話されていました。今日は鶏肉が食べられない方がいらっしゃったので、豚肉で作りました。豚肉でもあっさりして美味しくできあがりました。鯛の照り焼きの鯛はお刺身になるような鯛で、下味を余りつけなくても美味しくいただきました。付け合せの大根は、うすく切っておられて、ゆずも細くきれいに切っておられました。
菊花和えのほうれん草は、さっとゆでることがポイントです。ほうれん草に少量の砂糖をまぶし、その後しょうゆを入れますが、しょうゆの量は分量より少なくてすみました。たたきごぼうのごぼうは、香りが良く一番美味しいと好評でした。作りおきも出来るので常備菜になります。紅白寒天は、今日は牛乳羹が固まる寸前で、アセロラ羹を入れましたので、うまく二層になりました。11時40分に出来上がりいただきました。どなたもどの料理もおいしいと好評でした。料理は段取り、盛り付けなど頭を使うので、認知症予防の最善のリハビリになるようですなどの話題がでました。
その後、お煎茶をいただきました。一煎目は甘い、二煎目は苦い、三煎目は渋いといわれています。お茶器は、鍋島焼き、高取焼き、九谷焼を用いて、院長がお煎茶二煎を鮮やかな手つきで入れられました。「お茶が美味しい」「お茶を飲むとほっとする」「気持ちが豊かになる」などいい時間が流れていきました。
献立586kcal
ごはん;50g
つぼ焼き;パン生地、オリーブ油、鶏もも肉、玉ねぎ、にんじん、しめじ、マッシュルーム、薄力粉、牛乳、バター
鯛の照り焼き;鯛、しょうゆ、みりん、酒、大根、ゆず、青しそ
菊花和え;ほうれん草、きくの花
たたきごぼう;ごぼう、米酢、いりゴマ
紅白寒天;牛乳、アセロラジュース、粉寒天、パルスイート