平成29年4月3日(月)の調理実習は「湯豆腐と関東風桜餅」を作りました。参加者は9名でした。
4月から守冨栄養士が当院に勤務になり、今回初めての調理実習参加でした。最初に参加者で自己紹介をしました。「調理実習に来るようになって4年がたちます。」「ここに来るのを楽しみにしています。」「ここで習った料理を家でも作ってます。」「糖尿病にならないように気をつけています。」などの感想がありました。
そのあと、木村栄養士が今回食材で使用するもち麦について説明しました。もち麦を入れてご飯を炊くとよくかんでたべて、もち麦に食物繊維が多く含まれているので血糖がゆっくり上がります。家でももち麦を使っている方がいらっしゃって、どこで購入するのかなどの質問がありました。その後は、「湯豆腐」を美味しく食べるポイントについての説明がありました。豆腐を美味しく食べるには、「豆腐は加熱しすぎない。70度くらい温める感じでいただく。だしの昆布はしっかり使う」です。家庭での湯豆腐の食べ方を聞いたところ、なにも気をつけずぐらぐら煮るとおしゃられるかたがほとんどでした。「牡蠣と青菜のバター醤油いため」は小松菜を湯がかずに使いました。牡蠣は生ののものがなくなり、冷凍のものを使いました。「大根とこんにゃくのみそ田楽」は、大根とこんにゃくをゆでて、だし汁と少量のしょうゆで薄味に煮ました。練り味噌は砂糖を使わず、赤みそとみりんで作りました。砂糖を入れなくても十分甘さを感じ、美味しい練り味噌に仕上がりました。関東風の桜餅は、生地をどろどろにして、油のひいていないテフロン加工のフライパンに大さじ1杯の生地をうすく延ばして焼きます。最初薄くのばして焼くのが難しいようでしたが、後半では上手に焼いておられました。新人栄養士が担当の男性の方にインタビューをし意見を聞きました。「ままごとみたいで楽しい」「こつが分かったときには終わり」など楽しい意見が聞かれました。
11時40分に出来上がりました。食べ方は鍋にこぶ出汁いれ、豆腐を入れて沸騰する前に野菜を入れていただきました。皆さん「豆腐が柔らかくて美味しい」「さっそくやってみる」と言っておられました。食後のコーヒーのときにもち麦のことが話題になり、「もち麦のことをTVでみた」「もち麦に寒天を入れている」「米は五分づきにすると何もいれなくてよい」とありました。また、コーヒーに砂糖を入れるかの話から糖尿病は砂糖と上手に付き合うことが大切「コーヒーに砂糖3g(12kcal)を入れてゆっくり味あうと満腹する。ケーキを5分で食べたら400kcal」「飴玉5gを30分なめると空腹感がおさえられる。噛んではだめ!」「空腹時に水を飲むと空腹がおさえられる」などの話で盛り上がりました。午後1時半に終了しました。