ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2017.05.29

第381回調理実習「湯豆腐と関東風桜餅」

DSC00821.JPG平成29年5月29日の調理実習で「湯豆腐と関東風桜餅」を作りました。参加者は7名でした。


DSC00786.JPGDSC00800.JPGまずはじめに自己紹介をしました。今回は患者さんのお孫さんも運動会の振り替え休日で一緒に参加し、とても和やかな雰囲気でスタートしました。
10時40分から調理を開始しました。今回の献立では、ご飯にもち麦を少し入れています。先日、名古屋で行われた「日本糖尿病学会」でも、もち麦が題材としてあがっており、人気の食材で、みなさん興味を持っておられるようでした。
湯豆腐のポイントは、「豆腐は加熱しすぎない。70度くらい温める感じでいただく。だしの昆布はしっかり使う」です。家庭での湯豆腐の食べ方を聞いたところ、なにも気をつけずぐらぐら煮るとおしゃられるかたがほとんどでした。次に「えびと青菜のバター醤油いため」を作りました。本来は牡蠣を使うのですが、季節を考えて今回はえびを使用しました。この料理の良いところは、青菜をバターで炒めているので、油に溶けやすい栄養素もしっかり摂れるところです。「大根とこんにゃくのみそ田楽」は、大根とこんにゃくをゆでて、だし汁と少量のしょうゆで薄味に煮ました。練り味噌は砂糖を使わず、赤みそとみりんで作りました。砂糖を入れなくても十分甘さを感じ、美味しい練り味噌に仕上がりました。関東風の桜餅は、生地をどろどろにして、油のひいていないテフロン加工のフライパンに大さじ1杯の生地をうすく延ばして焼きます。これは少し難しいものなのですが、患者さんとお孫さんの2人の担当で、とても楽しそうにやっておられました。

DSC00807.JPGDSC00813.JPG12時過ぎに食べ始めました。この日は外の気温が30度近くあったようで、クーラーをつけて熱々の湯豆腐をいただくという贅沢な時間でした。
今回、湯豆腐で使用した水菜は、茎が紫で、普通のものよりシャキシャキした食感のものでした。「サラダに入れるには少し硬いが、湯豆腐で一緒に加熱していただくにはちょうど良い」という意見がありました。食材はその旬によって栄養価が違ってくるので、旬の食材を食べることはとても良いことです。
1時過ぎに集合写真を撮り、また次7月10日に会うことを約束して、終了しました。

DSC00809.JPGDSC00820.JPG献立(湯豆腐535kcal)
もち麦ごはん;100g
湯豆腐;木綿豆腐150g、水菜、えのき、こんぶだし、生姜、こねぎ、ゆず、七味唐辛子
牡蠣とほうれん草のバターいため;牡蠣3個、小松菜、バター、こいくちしょうゆ
大根とこんにゃくのみそ田楽:だいこん、こんにゃく、赤みそ、みりん
関東風桜餅;白玉粉、砂糖、薄力粉、食紅、こしあん、桜の葉塩漬け