ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2017.06.11

第1回JAL向津具(むかつく)ダブルマラソン

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平成29611日(日)に山口県長門市油谷(ゆや)で第1JAL向津具(むかつく)ダブルマラソンが開催され、30キロウオークにクリニックから2名が参加しました。

610日(土)

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午前中診療をして、午後3時自動車で出発。同じ山口県とはいっても、南東の端から北西の端まで150キロ、高速道路や一般道を経由して、前日受け付けのある会場の午後6時到着。種目はダブルフル(84.4キロ)、シングルフル(42.2キロ)、棚田ウオーク30キロの3種目、申す込みをした時には既にフルマラソンは定員に達しており、棚田ウオークにエントリーしました。その後で宿泊する所を捜し、運良く大会会場に近い「ホテル楊貴館」を予約することが出来ました。前日受け付けをして、ホテルにチェックイン、部屋食で豪華な夕食、油谷湾を眺めることが出来る露天風呂のある温泉でリラックスすることができました。明日の天気予報は曇から雨の予想、雨具の準備どのようにするか、明日の朝の天気を見て決めることにしました。

 

611日(日)

午前5時起床、天候はどんよりとした曇、いつ雨が降ってもおかしくないような天候でした。朝風呂に入りさっぱりし、荷物を軽くするためにウエストポーチだけで行くことにしました。午前7時から朝食。部屋食ではありませんが、下の階の別の部屋で食堂ではなく、個室で食事。支度をして、ホテルをチェックアウト。空は一部明るいとこもありますが、パラパラと小雨が降り出し、マラソンでも雨のことはあり簡単な雨具だけを持って歩くことにしました。パンフレットを見ると大会の名前にもあるように日本航空(JAL)が特別共催、ホノルルマラソンやJAL千歳マラソンに続く3つめの冠大会だそうで、近くに空港もないような地域よく共催したなと思いました。理由を聞いてみたいです。特別顧問には安倍首相の妻の安倍昭恵となっており、これはまあ地元だからだろうと想像がつきました。

 

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会場に着いた頃には雨はやんでいました。ダブルフルは午前6時スタートで既にスタート、シングルフルが午前9時スタート、棚田ウオーク30キロが午前95分スタート。会場ではマラソン大会でよく会う1型糖尿病の患者さんのお父さん、医師会の先生、大学の後輩夫婦と出会い、一緒に写真を撮って、近況報告をしました。大会のゲストは東洋大学時代の箱根駅伝で4年連続5区区間賞を獲得した「山の神」と呼ばれた柏原 竜二さんで、一緒に写真を撮ったりしました。もっと小柄な選手と思っていました。大会規定を見るとウオークの部は走っては行けないこと、先頭スタッフを抜いてはいけないとあり、当初スロージョッギングでLSDの予定でした。いつもは「歩かず完走」が予定でしたが、今回は「走らず完歩」となりました。コースは一見すると島に見える、油谷湾を囲む半島をダブルは一周し、シングルとウオークは半周し、観光スポットを巡るようになっていました。

 

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ムカツク(向津具)と地区の名前は腹が立ったり、吐き気がするような時につかいますが、名前の由来は陸路がすくなく、船で行き来していた頃に向國(むかつくに)となりいつからか「に」が省略されて「むかつく」になったとありました。

 午前95分ウオークがスタート、いきなり上りが始り、その後もアップダウンしかない起伏の激しいコースになっていました。エイドステーションも多くあり、休憩をしたり、ビューポイントの写真を撮ったりして進んで行きました。CNNの「日本の最も美しい場所31選」に選ばれた赤い鳥居がいくつもある「元乃隅(もとのすみ)稲荷神社」、「日本の棚田100選」の「東後畑(ひがしうしろばた)棚田」などがコース上にあり、参加者も写真を撮っていました。大体中間地点の千畳敷にあるエイドステーションが昼過ぎになり、一番大きななエイドステーションで、カレー、うどん、焼き鳥などの食事も出ており、昼ご飯にしました。雨はふらず、かといって太陽が照って日差しが強くもない曇り空で、天候としては一番良かったようです。

 

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大体の中間地点が3時間25分、後半が3時間37分で、7時間2分でゴールしました。走らないので楽勝かと思いましたが、走った時は急性的な疲れ、歩くと慢性的な疲れ具合と、疲れ具合の違うジトーとした疲れでした。足の小指にマメができ、走る時には出来ないので体重のかかり方も違うのだろうと思います。コースとしてはアップダウンが強く、走ったにしてもしんどいコースでした。梅雨の時期の大会でしたが何はともかく、雨が降らなかったのが一番でした。ゴール後は宿泊したホテルで入浴して、汗を流しさっぱりし、途中で食事をして、午後8時柳井に戻ってきました。


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第1回の大会でしたが、長時間多くの方がサポーターとして、各ポイントに立って案内し、エイドステーションも十分にあり、地域の方も沿道で応援をしていただき、観光スポットもありと楽しむことが出来ました。途中には小さなカフェもあり、また今度訪れて行ってみたい所でした。日頃だとここまで見て回ることもない地点を巡ることも出来ました。


追加)週刊文春(6月22日)の記事にに安部 昭恵 首相夫人は「むかつくマラソン」アッキー砲、発射!とあり、午前6時のダブルフルのスタートには来ていた事がわかりました。