ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
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2017.07.07

第386回調理実習「ピーマンの肉詰めとレモンかん」

DSC07125.JPG平成29年7月7日(金)の調理実習で「ピーマンの肉詰めとレモンかん」を作りました。参加者は4名でした。  


10時から献立の説明がありました。今日はピーマンの肉詰めとレモンかんということで、夏らしい献立になっています。献立の説明の後、先日クリニックでおこなったケーキバイキングのお話がありました。「糖尿病というと甘いものが一生食べられない」と思っているかたがほとんどでしょうが、工夫さえすれば食べられます。ただ、食べすぎるとどんなものでも同じ」という話を皆さん真剣に聞いておられました。

DSC07095.JPGDSC07102.JPG10時半ごろからそれぞれ担当を決め、調理を開始しました。まずは「しそごはん」からです。しそは塩で灰汁を抜き、千切りにしたものを温かいご飯に混ぜます。この献立では1膳に対して5枚のしそを使います。その後、ごまを混ぜ込みます。
次に「ピーマンの肉詰め」です。豚挽き肉を粘りが出るまでこね、そこにみじん切りした人参、玉ねぎを加えます。ピーマンは縦半分に切ります。ピーマンの種やワタの部分には、免疫をアップさせる効果があるので、今回からそれらは捨てずにそのままひき肉だねを入れました。フライパンに油をしき、肉の部分のみ焼き目をつけたら、180度に予熱したオーブンで8分焼きます。付け合せにはせんぎりしたキャベツとにんじんを盛り付けます。この料理で使用する豚肉は、「ビタミンB1」という、糖をエネルギーに変える栄養素が牛肉の10倍も入っています。
「茹で大豆とひじきの辛子マヨネーズ和え」は、芽ひじきをもどして水気を切ったものに、輪切りにして塩もみしたきゅうりを加え、マヨネーズと練りがらしで合えるだけです。この料理は簡単なのにビタミン、ミネラルがたっぷり入っています。
「ミニトマトと小松菜のスープ」では、鍋に水とコンソメを入れ、ざく切りにした小松菜と、輪切りにしたミニトマトを入れて煮立てるだけです。味付けはコンソメとこしょうのみですが、小松菜からだしが出るので、あまり味付けはいりません。
最後に「レモンかん」です。鍋に水と粉寒天を入れてしっかり煮立て、混ぜながら2分加熱して煮溶かし、レモン汁を加えます。熱いうちに器に流しいれて固めます。固まったらところてんつきで細くし、器に盛り付け、その上にオレンジの薄皮を除いたものを飾り、コンデンスミルクを食べる直前に添えます。

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12時ごろから食べ始めました。「しそごはん」はいつも好評で、「簡単で、家でも作りたい」という声が聞かれます。今回から少し変更をしたピーマンの肉詰めですが、種やワタは特に気にならずに食べられました。免疫も上がって、元気に夏を乗り越えたいですね。
後片付けをし、集合写真を撮って、また次に会うことを約束し、13時半ごろ解散しました。

DSC07119.JPG献立(536kcal)
しそごはん:ご飯、しそ、ごま、食塩
ピーマンの肉詰め:ぶたのひき肉、ピーマン、にんじん、玉ねぎ、パン粉、卵、ウスターソース、ケチャップ
付け合せ:サニーレタス、キャベツ、にんじん
茹でひじきの辛子マヨネーズ和え:ほしひじき、きゅうり、大豆の水煮、マヨネーズ
ミニトマトと小松菜のスープ:ミニトマト、小松菜、コンソメ、こしょう
レモンかんのオレンジ&練乳添え:水、粉寒天、レモン汁、オレンジ、コンデンスミルク