平成29年8月7日の調理実習で「ピーマンの肉詰めとレモンかん」を作りました。参加者は8名でした。
今回は台風5号も接近していましたが、キャンセルも無く、参加者の方も無事に全員来られました。皆さん久しぶりに会うので、会話はいつも以上に弾んでおられました。全員そろって、10時から説明が始まりました。まずは先日行われたケーキバイキングに伴い、間食のとり方についての話です。不思議なことに、6月25日に当院で行われたケーキバイキングに参加された方は、ストレスが発散できたのか、数値が下がっており、コントロールも良いそうです。やはりストレスは溜めないようにしたいですね。
その後、それぞれ担当を決め、調理を開始しました。まずは「しそごはん」からです。しそは塩で灰汁を抜き、千切りにしたものを温かいご飯に混ぜます。この献立では1膳に対して5枚のしそを使います。その後、ごまを手もみして混ぜ込みます。
次に「ピーマンの肉詰め」です。豚挽き肉を粘りが出るまでこね、そこにみじん切りした人参、玉ねぎを加えます。ピーマンは縦半分に切り、ひき肉だねを入れます。この時、ピーマンの種の部分は落とさず、つけたままにします。こうすることで、ひき肉だねが離れにくく、種の栄養もしっかり取ることができます。フライパンに油をしき、肉の部分のみ焼き目をつけたら、180度に予熱したオーブンで12分焼きます。付け合せにはせんぎりしたキャベツとにんじんを盛り付けます。この料理で使用する豚肉は、「ビタミンB1」という、糖をエネルギーに変える栄養素が牛肉の10倍も入っています。
「茹で大豆とひじきの辛子マヨネーズ和え」は、芽ひじきをもどして水気を切ったものに、輪切りにして塩もみしたきゅうりを加え、マヨネーズと練りがらしで合えるだけです。辛さはお好みで調節してください。
「ミニトマトと小松菜のスープ」では、鍋に水とコンソメを入れ、ざく切りにした小松菜と、輪切りにしたミニトマトを入れて煮立てるだけです。味付けはコンソメとこしょうのみですが、小松菜からだしが出るので、あまり味付けはいりません。
最後に「レモンかん」です。鍋に水と粉寒天を入れてしっかり煮立て、混ぜながら2分加熱して煮溶かし、レモン汁を加えます。熱いうちに器に流しいれて固めます。固まったらところてんつきで細くし、器に盛り付け、その上にオレンジを飾り、コンデンスミルクを食べる直前に添えます。
完成し、12時ごろから食べ始めました。「ミニトマトと小松菜のスープ」は、材料も作る手順も簡単で、さっそく家で作ってみるという声がありました。後片付けをし、集合写真を撮って、13時過ぎに解散しました。
献立(536kcal)
しそごはん:ご飯、しそ、ごま、食塩
ピーマンの肉詰め:ぶたのひき肉、ピーマン、にんじん、玉ねぎ、パン粉、卵、ウスターソース、ケチャップ
付け合せ:サニーレタス、キャベツ、にんじん
茹でひじきの辛子マヨネーズ和え:ほしひじき、きゅうり、大豆の水煮、マヨネーズ
ミニトマトと小松菜のスープ:ミニトマト、小松菜、コンソメ、こしょう
レモンかんのオレンジ&練乳添え:水、粉寒天、レモン汁、オレンジ、コンデンスミルク