平成29年9月1日の調理実習で「冷や麦と夏を乗り切る夏野菜料理」を作りました。参加者は4名でした。
10時から献立の説明がありました。一通り説明が終わった後、木村栄養士が先日出場した「北海道マラソン」のお話がありました。参加者のみなさんは、木村栄養士に元気とパワーをもらっているそうで、真剣にお話を聞いていました。
10時半ごろから、それぞれの担当に分かれて調理を開始しました。「トマトシャーベット」は時間がかかるので先に栄養士が作っておきました。「冬瓜の煮物」では、冬瓜は皮を厚めにむいて5センチ角に切って下茹でし、水気を切る。鍋に冬瓜を入れてだし汁を注いで火にかけ、煮立ったら中火にしてえびを加え、10分ほど煮ます。やわらかくなったら調味料を加えて5、6分煮て、仕上げに枝豆を加えます。
「豚肉のくず引き」では、豚肉に酒を振りかけ、その上から片栗粉をまぶして1枚づつ熱湯にいれ、色が変わったら冷水にとって水気を切ります。付け合せの大根はせん切りにし、薬味の青じそは筋を取ってせん切りにします。梅干は種を取って包丁でたたき、ボウルにだし汁としょうゆ、みりんを混ぜ、青じそと梅干を加えてタレを作ります。皿に豚肉と千切りにした大根を載せて、タレをかけて食べます。
「ピリ辛きゅうりの海苔あえ」は、きゅうりを一口大に切り、塩をふって軽くもみ、10分置いておきます。しんなりしたらキッチンペーパーで水気を切ります。パプリカは1センチの角切りにします。今回は黄色のパプリカを彩りとして使いましたが、家庭で作るときは赤いパプリカでも良いです。タレはトウバンジャン、醤油、砂糖、ごま油を合わせ、きゅうりとパプリカを加えて和え、焼き海苔とかつお節を入れて軽く混ぜる。
盛り付けの間、兄弟で競いながら運動をしているという話がありました。カッパを着てビリーズブードキャンプをするそうで、なかなかきついそうです。「兄弟で競いながらやることで続けられる。もし一人なら絶対続かなかった」と言われていました。運動も食事も大切なのは重々承知、でも続かない。という方は仲間を作るというのも一つの手ですね。
できあがり、12時前から食べ始めました。今回のグループは料理好きな方ばかりで、参加者同士で味噌作りを教えたりしているそうです。前回の調理実習の時に、手作り味噌をいただいたのですが、とても美味しく、市販のものでは物足りないように思えてしまいます。
食べ終わって片づけをし、集合写真を撮って、また次11月にお会いすることを約束し、13時前に解散しました。
献立 7.0単位(561kcal)
冷や麦 冷や麦、卵、貝割れ菜、ねぎ、みょうが、青じそ、めんつゆ
豚肉のくず引き 豚肉、片栗粉、大根、青じそ、梅干、しょうゆ、みりん
冬瓜の煮物 冬瓜、えび、枝豆、だし汁、しょうゆ
きゅうりの海苔和え きゅうり、パプリカ、焼き海苔、かつお節、トウバンジャン、しょうゆ
シャーベット トマト、ラカント、レモン汁