ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2017.09.04

第393回調理実習「すきやきとババロア」

DSC01705.JPG初回シリーズ、5回目で「すき焼きとババロア」を作りました。参加者は8名でした。


10時から献立の説明がありました。今回から参加された方が1名いらっしゃったのでので、まずは自己紹介からです。「今はウォーキングをしていて、これから徐々に走り始めようかなと思っている」「この調理実習を通して、これも食べていいんだ!という発見があった。」という話がありました。
また、今回の献立は、「糖質オフ」と呼ばれるもので、ご飯の量が普段の約半分の70gとなり、その分たんぱく質を増やしたものになっています。しかし、これは腎臓が悪い人には不向きな食事なこと、長期的な安全性がまだ確保されていないことに注意してください。という補足がありました。

DSC01672.JPGDSC01686.JPG10時半から、それぞれの担当を決め、早速調理を開始しました。
「すきやき」では、調理といった部分はあまり無く、盛り付けがメインになります。最近、栄養士の間で盛り付けの話をする際、「センス良く盛る」という言葉が流行っており、今回も担当者の「センス」に任されたものになっています。
次は「酢の物」です。大根と人参を細くきり、にんじんはゆでておきます。たこは食べやすい大きさに切って、食べる直前に、たこ、大根、人参、調味料を混ぜます。
「切り昆布の煮付け」では、エリンギの切り方に少しコツがあり、軸の部分は丸く輪切りにし、かさは薄くスライスします。こうすることで、ホタテのような食感になります。
最後に「ババロア」です。ババロアは本来は柿を使うのですが、今回は柿が手に入らなかったため、黄桃の缶詰を代わりに使いました。ババロアというと「火を使う」や、「手間がかかるデザート」といったイメージを持っている方がほとんどだと思います。ですが今回は、電子レンジを使って作るので、火は使いません。簡単にできるので、参加者の方にも「家でもやってみたい」という話がありました。

DSC01688.JPGDSC01696.JPGできあがり、12時ごろから食べ始めました。すきやきでは一人鍋を使用しているので、「料亭みたいで豪華」という声がありました。盛り付けもきれいにできており、センス良く盛れています。
また、ごはんの量が70gと少ないことについては、「はじめは絶対に物足りないと思ったけど、すきやきでお腹いっぱいで満足できた」とのことでした。これも糖質オフの魅力のひとつですね。
食べ終わり、今回で初回シリーズ五回を修了された方が3名いました。院長から修了証を渡され、みんなで拍手をして終了のはず・・・でしたが、その中の一人の方が、なんと「あとまだ2周したい」とのことで、次のシリーズにも顔を出してくださるそうです。「お遍路も何回もして良いので、良いでしょう」と、院長からの許可も下り、今後ますますにぎやかになりそうです。
後片付けをし、集合写真を撮って、次の初回シリーズの1回目に参加される方は、また次11月にお会いすることを約束し、13時に解散しました。

DSC01691.JPGDSC01700.JPG献立 640kcal(8.0単位)
ご飯 ご飯70g
すき焼き 牛もも、牛脂、白菜、焼き豆腐、しいたけ、白ねぎ、卵、パルスイート、だし汁
酢の物 たこ、大根、人参、ラカント、しょうゆ
切り昆布の煮付け 切り昆布、エリンギ、パルスイート、しょうゆ
ババロア 黄桃の缶詰、ゼラチン、牛乳、生クリーム、パルスイート