9月16日(金)(マドリード)
平成29年9月12日から15日まで、欧州糖尿病学会がポルトガルのリスボンで開催され、参加しました。今日は丸一日フリーで、マリアさんお薦めのマドリッドの観光スポットを回ってみました。
午前6時起床、外は真っ暗、昨日の記事を作成、午前7時になってもまだ外は暗く、時差の関係か緯度の関係かよくわかりません。ホテルでビュッフェ形式の朝食、リスボンの時よりも品数が多く、日本風に近い感じ、日本人のツアー客もいるようでした。チョコラテとチュロスを期待していましたが、ありませんでした。
支度をして、午前9時過ぎにホテルを出発し、見て回る順番を決めて、なるべく一筆書きになるようなプランで歩き始めました。「プエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol)」までは昨日と同じ道を歩き、王宮方面に向かいました。辞書を片手にもってわからない単語が出れば調べながら、「国立劇場(Tatro Real)」「オリエンテ広場」「王宮(Placio Real)」「アルムデナ大聖堂」と見て回り、世界を制覇した当時の力が壮大であったことがよくわかることを示していました。
そこから「スペイン広場」に移動し、広場の中心部はイベントのためか立ち入り禁止となっていました。ドンキホーテとサンチョパンザの像が見えました。そこからバルが並ぶ目抜き通りの「グラン・ビア」を歩き、チュロスの店があり、トイレ休憩も含めてそこでチュロスを注文し、今回の旅行で食べたい物の一つを食べることが出来ました。
「プエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol)」に戻って来て、1周したことになり、次は「サン・ミゲル市場」、バルがならび、多くの人でごった返し、イカスミのパエージャやイベリコ豚の生ハム、ピンチョスやタパスを食べることができました。
これから今日の後半の観光、ここもマリアさんお薦めの屋上からマドリッドの眺めを見渡すことが出来る「シベーレス広場(Placio de Ciberes)」、外から見るとそんなに高い建物ではありませんが、屋上に上がってみると360度マドリッド市内を眺めることが出来ました。昨日の「Circulo de Bellas Artes」と同じく、日本の案内にはないような穴場のスポットになっていました。屋上からは緑の多い大きな「レティロ公園」も見ることが出来ました。
また近くにあるマドリッドといえば「プラド美術館」、有名なのはゴヤの「着衣のマハ」と「裸のマハ」が隣り合わせに展示してあり、よく見ると顔の表情が少し違っているのがわかりました。さらに近くのアトーチャ駅の隣にある「ソフィア王妃芸術センター」、リスボンのフードコートで向かいになったシアトルから来た夫妻が勧めていたピカソのゲルニカを見ることにしました。思っていたより大きな絵画でした。3.5 x 7.8 mあり、当時の恋人で写真家が制作過程の写真を撮り、その内8枚がいっしょに展示されており、完成した作品と途中で変更されているところがあり、興味深く見ることが出来ました。これで予定の所を一通り歩いてみることができました。ホテルはすぐ目の前にあり、午後4時過ぎに戻って来ました。7時間歩き回り、疲れてホテルで休憩。夕食はバル巡りも考えていましたが、疲れて、サン・ミゲル市場でタパスもピンチョスも食べたので、ホテルで食べることにしました。これで今回の旅行の最後の夜を迎え、明日は午前6時発のマドリッドからフランクフルトに向かう飛行機、午前4時にホテルを出発するため移動の準備をして就寝。