平成30年1月26日(金)の調理実習で「名古屋名物大福茶漬け」を作りました。参加者は7名でした。
10時に参加者の方々が集まり、調理実習が始まりました。まずは献立の説明やお話から始まります。お話では、参加者の皆さんがどのように年末年始を過ごされたかを聞きました。「寝正月でした」、「寒くても、小雨でも運動した」など、いろんな声が聞かれました。また、最近よくテレビなどで話題になる認知症についての話もありました。運動をしながら頭を使う。というのが、効果的とのことで、皆さん熱心に聴かれていました。
献立の説明をし、それぞれ調理の担当を決めて、10時40分から調理が始まりました。
「大福茶漬け」は、もち米を炊いてうなぎの蒲焼を混ぜ込み、おにぎりにします。そこに、白玉粉で作った牛皮を伸ばしておにぎりに被せて包みます。それをだし汁としょうゆで作った澄まし汁の中に入れ、具材としてえび、しいたけ、エリンギ、みつば、梅型に抜いたにんじん、ゆずと盛りつける。
「擬製豆腐」は、にんじんとインゲンを千切りに、きくらげは水戻して千切り、豆腐は水切りをしておきます。フライパンで切った具材を炒めて、豆腐をくずし入れ、調味料で味をつけます。あら熱がとれたら溶き卵を加え、卵焼き器で両面を焼く。
「煮つけ」は、ごぼうをたわで洗って茹で、すりこぎで叩いて適当な長さに切る。こんにゃくは縄目にする。ごぼう、こんにゃくと調味料を一緒に煮含める。
「源平なます」は、大根、にんじんの皮をむき、スライサーで刻んで塩をする。生姜を千切りにし、大根、にんじん、調味料とあわせる。
「苺ゼリー」は、苺は洗ってへたを取り、ミキサーにかけて計量しておく。粉ゼラチンは水でふやかし、電子レンジで加熱する。小鍋に分量の水とパルスイートを入れて火にかけ、沸騰直前で止めてとかしたゼラチンを加えてよく溶かす。ボウルの底を氷水につけて、少しとろみがつくまで混ぜ、型に流し入れ、冷やし固める。
出来上がり、12時10分ごろから食べ始めました。
献立説明の際にも話題になった、認知症についての話がありました。認知症は、暗い、後ろ向きな人が多く、逆に良く笑う人はあまりならないとのことで、「いやでも笑っている」という方もおられました。また、「認知症にきくネックレスを高値で売る」という、一休さんさながらの話がありました。これを買って認知症になっても、買ったことを忘れているし、なっていなければ、ネックレスの効果があった。ということになります。いい商売ですが、皆さんは引っかからないようにしましょう。これは、テレビなどで「何々が認知症にきく」といっているのと、本質はおなじであるような感じもします。
たくさん笑って、後片付けをして集合写真を撮り、また次回、お会いすることを約束し、13時過ぎに解散しました。
献立 506kcal(6.33単位)
大福茶漬け もち米、うなぎの蒲焼、赤みそ、白玉粉、水、にんじん、三つ葉、エリンギ、ゆず、出し汁
擬製豆腐 豆腐、卵、きくらげ、にんじん、ラカント
煮付け ごぼう、こんにゃく、しょうゆ
源平なます にんじん、大根、金ごま、だし汁
いちごゼリー いちご、ゼラチン、パルスイート、水