平成30年4月23日(月)の調理実習で「名古屋名物大福茶漬け」を作りました。参加者は8名でした。
10時ごろから参加者のかたが集まり、調理実習が始まりました。
まずは、少し献立の説明があり、その後10時10分からカンバセーションマップをしました。糖尿病と診断されたときの心境や今の気持ちでは、「いきなり体重が減って心配だった。でも糖尿病と診断されて原因とか病気がはっきりとわかって、逆にほっとした」という方がおられました。不安、怖い、死ぬまでの付き合い、と、暗いイメージをもってしまいがちですが、原因と対処法を皆で考えていけるというのが、このカンバセーションマップの強みでもあります。
10時半から献立の説明がありました。10時50分から、それぞれ担当を決めて取り掛かりました。
「大福茶漬け」は、もち米を炊いてうなぎの蒲焼を混ぜ込み、おにぎりにします。そこに、白玉粉で作った求肥を伸ばしておにぎりに被せて包みます。それをだし汁としょうゆで作った澄まし汁の中に入れ、具材としてえび、しいたけ、エリンギ、みつば、梅型に抜いたにんじん、ゆずと盛りつける。
「擬製豆腐」は、にんじんとインゲンを千切りに、きくらげは水戻して千切り、豆腐は水切りをしておきます。フライパンで切った具材を炒めて、豆腐をくずし入れ、調味料で味をつけます。あら熱がとれたら溶き卵を加え、卵焼き器で両面を焼く。
「煮つけ」は、ごぼうをたわしで洗って茹で、すりこぎで叩いて適当な長さに切る。こんにゃくは縄目にする。ごぼう、こんにゃくと調味料を一緒に煮含める。
「源平なます」は、大根、にんじんの皮をむき、スライサーで刻んで塩をする。生姜を千切りにし、大根、にんじん、調味料とあわせる。
「苺ゼリー」は、苺は洗ってへたを取り、ミキサーにかけて計量しておく。粉ゼラチンは水でふやかし、電子レンジで加熱する。小鍋に分量の水とパルスイートを入れて火にかけ、沸騰直前で止めてとかしたゼラチンを加えてよく溶かす。ボウルの底を氷水につけて、少しとろみがつくまで混ぜ、型に流し入れ、冷やし固める。
12時過ぎにできあがり、食べ始めました。
この大福茶漬けは、手間ひまがかかるので、「家ではつくれない」と言う方が多いのですが、今回の参加者の方は、最初で最後の「家でも作ってみる」と言われました。挑戦していただけるようです。がんばってください。
食べ終わり、後片付けをして集合写真を撮り、またつぎ6月にお会いすることを約束し、13時前に解散しました。
献立 506kcal(6.33単位)
大福茶漬け もち米、うなぎの蒲焼、赤みそ、白玉粉、水、にんじん、三つ葉、エリンギ、ゆず、出し汁
擬製豆腐 豆腐、卵、きくらげ、にんじん、ラカント、ミニトマト、きゅうり
煮付け ごぼう、こんにゃく、しょうゆ
源平なます にんじん、大根、金ごま、だし汁
いちごゼリー いちご、ゼラチン、パルスイート、水