平成30年5月11日（金）の調理実習で「新緑を楽しむお弁当」を作りました。参加者は7名でした。

今回から新しい献立になりました。タイトルにあるように、お弁当ということで、実際にお弁当のケースを購入し、そこに盛り付けていくようになります。10時に参加者の方が集まり、始まりました。今回はゴールデンウィーク明けということで、みなさんにゴールデンウィークをどう過ごされたかを聞きました。「孫が成人式の前撮りで来てくれた。外食ばかりしていたが、数値は下がった」「家族でバーベキューをした。数値は横ばいだった」など、みなさん楽しいゴールデンウィークを過ごされていたようです。その後、スペイン巡礼の話をしていただきました。行き当たりばったりの宿泊の旅という話を聞いて、皆さんとても驚かれていました。
献立説明をし、10時30分からそれぞれ担当にわかれて取り掛かりました。

「そらまめご飯」は、皮をむいて茹で、炊きあがったご飯に混ぜます。炊きあがったら松竹梅の形で型抜きをしました。
「魚の木の芽みそ焼き」では、今回は鮭を使用しました。白味噌、酒をあわせて、魚を漬け込み、オーブンで焼いていきます。焼きあがったら木の芽とはじかみを添える。
「牛肉の八幡まき」は、ごぼうを茹で、牛肉で巻いてフライパンで焼きます。しょうゆ、酒、みりん、ラカントでタレを作っておき、煮からめる。「青海苔ポテト」は、じゃがいもを乱切りにし、食塩、オリーブオイルを加えて、オーブンで焼き、仕上げに青海苔をふりかける。

「切干大根の甘酢和え」は、切干大根は水でもどして茹で、にんじんはせん切りにしてゆでる。きゅうりはせん切りにして塩をしておき、材料を甘酢で和える。
「筍とスナップエンドウのガリバタしょうゆ炒め」は、茹で筍は薄切りに、スナップえんどうは筋を取ってゆでる。フライパンに油をしき、スライスしたにんにくを入れて香りが立ったらえび、筍、エリンギ、スナップえんどうを入れて炒め、しょうゆを回しかける。最後にバターを加えて、一味唐辛子を振って味を調える。
「ほうれん草のマヨネーズ焼き」は、ほうれん草はゆで、卵はゆで卵にしてから細かくし、マヨネーズを和える。アルミカップにほうれん草をおいて、マヨネーズで和えたゆで卵を載せ、トースターで焼く。
「吸い物」は、だし汁を煮立たせてえのきを加え、生麩とわかめ、ねぎを加える。今の季節は、青もみじの生麩を使います。

今回から新しいシリーズの調理実習でしたが、思っていたよりも早くできあがり、12時前に食べ始めました。
食べているとき、スペインの話になりました。言語は分からなくても、ジェスチャーで何とか通じる、という話や、スペイン巡礼で知り合った人たちの話を聞きました。女性1人で巡礼をしていた方の話もあり、皆さん興味深く聞いておられました。
今回はお弁当ということで、食べ終わってからお抹茶をみなさんでいただきました。木村栄養士がお抹茶の茶碗を持ってこられ、それぞれ気に入ったお茶碗を選んでいただきました。「こういった茶碗はどこで買えるのか」、「これに描かれているのは何か」などの質問も多くありました。柳井市の琴石山の新緑を見ながら、たくさん話をしてまったりできた時間でした。

食べ終わり、後片付けをして、また次7月にお会いすることを約束し、13時過ぎに解散しました。

献立　7.1単位（568kcal)