平成26年3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」という番組を真似て、「クリメシ」と名付けました。 平成30年5月31日(木)のまかないは「鶏のてりやき」で、9名が参加しました。3分間スピーチは渡辺事務員。
ゴールデンウィークに七五三トリオ(70歳代、50歳代、30歳代の三人)で西日本最高峰の石鎚山へ登ってきました。
いつものごとく計画は二転三転し、とりあえず宿を一泊だけ確保し、あとは天候次第、気の向くままに行動することにしました。家族にも帰る日は未定と伝え、5月3日午前3時40分柳井港発の防予フェリーで四国に向けて出発。松山の港からは国道33号線、石鎚スカイラインを経由して2時間ほどで裏参道の登山口である土小屋に到着。サッサと身支度を整えると9時には駐車場を出発しました。今回のルートは石鎚山の数あるルートの中で一番簡単なコースなので、お昼前には山頂の弥山(1974m)に着き、そこからさらに切り立った尾根を進み、険しい岩場であり、西日本で一番高い天狗岳(1982m)に登頂する予定です。途中の鎖場も楽しみにしている一つです。しかし「上の方は風が強くてゆっくり休憩できんよ。」と下山してくる人たち、山肌に残っている雪、少しずつ下がっていく体感温度に一度は暑くて脱いでいた上着を着込み、更に手袋を二重にして、不安ながら足を進めます。休憩した所がちょうど二の鎖だったのですが、寒さで手がかじかみ、鎖場は断念。そして登頂した石鎚神社頂上社では周りの景色は何も見えず、天狗岳もあきらめる事にしました。紅葉の頃に再チャレンジする予定です。それから2時間ほどで下山し、宿泊するロッジにチェックインしましたが、まだまだ物足りない前川さんと私は、ロッジのご主人に教えて頂いた裏山を30分程登ってストレッチとしました。翌日は車で30分程の所にある瓶ヶ森に登る事にし、就寝。翌朝目が覚めてビックリ!!季節外れの雪で車の屋根や歩道は白くなっていました。風が強く、冬山用の装備をしていない私たちは足元の雪におびえ、瓶ヶ森登山を断念せざるを得ませんでした。ここから先はUFOライン(雄峰ライン)と呼ばれ、標高1300m〜1700mの尾根沿いを縫うように天空へと続く絶景のドライブコースを楽しみます。時には途中の山をハイキングしつつ、市街地へ降りていきました。次の目標はしまなみ海道の伯方島で塩ラーメンと塩ソフトクリームを食べる事です。お昼過ぎに着くと塩ラーメンは順番待ち。その間に今後の相談をした結果、「せっかく日程が取れるからもう一山登りたいね。」不完全燃焼の七五三トリオは次の山を大山に決定しました。しかし世の中はゴールデンウィーク真っ只中、空いている宿はありません。そこで思い出したのが岡山の稲荷山健康センターです。仮眠ができる、下松健康パークのような施設ですが、予約不要で泊まれます。女性専用スペースに雑魚寝ですが、富士山の山小屋よりかなり快適でした。そして3日目の朝、いよいよ大山に向けて出発。途中立ち寄った蒜山SAで、目に入った大山の姿に前川さんの表情がみるみる曇っていきました。昨日宿泊の事で電話したホテルに雪について聞いてみると、心配ないとの事で更に車を走らせます。登山口に到着するとマイカーで溢れ、小さい子供からご年配の方まで山登りを楽しまれていました。山頂の休憩所はごった返していたので、小屋の外で強風にあおられながら昼食をとり、美保湾を望みつつ去年木村さんと雨の中歩いた元谷コースを下っていきました。午後2時、帰路に向けて大山寺を出発し、夜7時過ぎに無事にクリニックに戻ってきて解散しました。山三昧の3日間でしたが、疲れもなく、富士山リベンジに向けて有意義な練習になりました。