ウエルネスクリニック糖尿病患者会”アロハ”の春の行事”調理実習”が平成30年7月8日(日)、柳井文化福祉会館で開催されました。ここ数日の豪雨の影響で参加者のキャンセルがあり、スタッフを含めて38名が参加し「ちぢみがメインの夏バテ予防の韓国料理と杏仁豆腐」を作りました。
ここ数日、日本全国で数十年に1度と言われるくらいの豪雨が続き、各地で被害が出て、亡くなった方やけがをされた方、土砂崩れ、JR、高速道路や国道などが不通となり、各地が混乱していました。ちょうどその中で、年に1回の患者会の調理実習が開催されました。参加予定の患者さんも床下浸水、市外にいて帰れなくなった方、道路事情が悪く参加できなくなった方などで、キャンセルが数名ありました。山口県の天候は豪雨は収まっていますが、それより東の広島県、岡山県にはまだ雨雲がかかり、いつも参加して、ミニコンサートをしてもらっているリピート山中さんは神戸から来れるのかと心配していました。例年、前日の夕食をリピート山中さんとマネージャーの杉山さんといっしょにしています。7月7日(土)午前の診療が終わった所で、杉山さんから電話がかかり、今から神戸を車で出発し、夕食にはまにあわないが、明日の調理実習には間に合うようにしたいとの連絡がありました。
予約していた以前新年会を開催した事のある「さくら亭」で午後7時から、河郷先生ご夫妻とリピートさんの代わりにスタッフが参加し、7名で食事会をしました。周りを気にすることなくテーブルを囲み、ゆっくりと前菜からメイン、デザートまでおいしい食事とワインをいただきながら、午後9時半まで話をすることができました。
平成30年7月8日(日)小雨、スタッフは午前9時に柳井文化福祉会館2階の視聴覚室に集合し準備をして、参加者が午前9時半頃から徐々に来られ、名札と資料を配布し受付をし、血糖を測定前に予想をして測定しました。リピートさん達も徹夜で運転して、会場に来られました。班ごとに5つのテーブルに分かれ て、各班で自己紹介をしました。大久保院長のあいさつ、木村栄養士より今日の献立や調理のポイントの説明、ゲストのリピート山中さん、マネージャーの杉山さんの紹介がありました。
今日の献立は「ちぢみがメインの夏バテ予防の韓国料理と杏仁豆腐」でした。「ちぢみ」「サムゲタン風」「ナムル」「杏仁豆腐」を各班は7〜8名で、参加者がいつもより少なく、役割分担をして作る事にしました。。
説明のあとは調理室に各班移動し、午前10時30分より調理を開始しました。リピート山中さんや杉山さんも他の参加者といっしょに エプロンと三角巾をつけ、患者さん達と一緒に調理を始めました。各班とも男性が積極的に参加し、食材を切ったり、煮たり、 あっという間に時間が過ぎていきました。女性は日頃の料理の手際よさで、市場のような喧騒の中、食材を切ったり、いためたり、洗い物も平行して行い、スムーズに進んで行きました。
完成した班ごとに2階に上がって食事となりました。今回は班ごとの時間の差が少なく、温かい食事を食べる事が出来ました。食事の後はアンケートに答え、食器やテーブルの後片付けをしました。恒例のリピート山中さんのミニコンサート、懐かしのメロディーなどをみんなで歌ったりしました。「ヨーデル食べ放題」の歌が大阪の環状線の鶴橋駅の発車メロディーになっていることなどの話しが有りました。ロコモの歌「ロコモかしこもサビないで」の時には実際に体操をしてみて、食後の運動にもなりました。
コンサート後は受け付けのときに測定した血糖の予想値と測定値の差が20未満の人に当院のアロハの会のシンボルの膵臓ちゃんの入ったTシャツやリーピート山中さんのCDを賞品としました。今回はピッタリ賞はおらず、1違いが2名と僅差でした。その後は集合写真を撮って、 午後3時前に解散となりました。調理、食事に歌と楽しい時間を過ごすことが出来ました。 来年のまた企画をして、報告します。