平成30年7月13日(金)の調理実習は「豚肉の香り揚げ」を作りました。参加者は7名でした。
今回から新しいシリーズの献立がはじまりました。今回の献立は減塩メニューになっています。
10時過ぎに参加者の皆さんが集まり、調理実習が始まりました。暑い日が続いていますが、参加者の皆さん運動はどうされているかを聞きました。「朝早い時間帯に歩いている」「暑い日は歩かなくなる」など、様々です。そのあと、献立の説明がありました。今回使われている減塩のポイントは2つあり、香味野菜を使うことと、出し汁を使うことで、薄味でも美味しく食べられる献立になっています。10時半からそれぞれ担当を決めて取り掛かりました。
「豚肉の香り揚げ」は、揚げないフライの手順で、まずはパン粉をから煎りし、きつね色になるまでいためておく。豚肉を2枚並べて、1種にはしそと千切りにしたしょうがで巻き、生姜が芯になるようにします。もう一種には豚肉をならべてしそを置き、茹でたアスパラガスを巻いていきます。その周りに小麦粉、卵液、パン粉の順につけて、210度に熱したオーブンで15分焼き、ひっくり返してさらに5から10分焼く。ソースは、ケチャップとウスターソースを混ぜ合わせる。
「夏野菜の酢の物」は、大根は短冊きりに、キュウリは斜めきりにし、塩をしておく。ミョウガは軸をとって半分に切り、千切りにする。野菜の水気を切って、酢、塩、胡椒をして盛り付ける。
「澄まし汁」は、出し汁を沸騰させてしめじを加えて、切ったモロヘイヤを加える。水で戻した花麩を加え、醤油で調味する。モロヘイヤは栄養価も高く、精のつく食べ物で、エジプトでは「王様の食べ物」とよばれていたようです。猛暑を乗り切るにはうってつけの食材ですね。
食べているときに、モロヘイヤの話になりました。今回使ったモロヘイヤは、木村栄養士が家の庭から今朝摘んできてくださったもので、とても新鮮なものです。モロヘイヤを初めて食べたという話や、嘘か本当かは知らないが、エジプトでは「モロヘイヤのおかげでピラミッドが建った」という話で盛り上がりました。
食べ終わり、後片づけをして集合写真を撮り、また次9月にお会いする事を約束し、13時前に解散しました。
献立 528kcal(6.6単位)
ご飯 精白米
豚肉の香り揚げ 豚肉、しそ、しょうが、アスパラガス、小麦粉、ウスターソース、ケチャップ
付け合せ レタス、トマト
卵豆腐 鶏卵、だし汁、うすくちしょうゆ
夏野菜の酢の物 きゅうり、みょうが、大根、酢、塩、こしょう
澄まし汁 しめじ、モロヘイヤ、麩、しょうゆ
果物 スイカ