当院の調理実習の献立をレシピ集第2弾として、製本化しました。
平成18年7月3日に「ウエルネスクリニック」はオープンしました。
平成18年10月6日、第1回の調理実習を開始し、現在まで月に3、4回開催し、平成29年11月で400回を迎えました。平成24年11月に、初めの30回分の献立をレシピ集として、製本化しました。今回、さらに30回分の献立を「レシピ、volume2」として製本化することになりました。
一般に、”糖尿病食”というと、カロリー制限で量も少なく、味気なく、空腹感が強いイメージがあります。また、栄養指導の話しだけではなかなか理解しにくく、わかっていても実行が難しかったりもします。そのため、実際に工夫した食事を作ることで、ボリュームアップや食材の味を生かした薄味にする方法を体験し、楽しく調理や食事が出来るようにと、当院の2階に調理室を作り、調理実習を始めました。
1食500キロカロリーの献立で、デザートもつけるようにしました。毎回6名前後の方が参加されています。午前10時に集合し、説明の後、分担して調理し、一緒に食事をしながら参加者同士が日頃の生活や気をつけていることなどを話し、後片付けまで一緒にしています。単に調理の方法を学ぶだけではなく、患者さん同士が病気のことや、日頃の日常の出来事などの話をして交流の場となっています。
楽しい雰囲気を感じていただければと思い、調理中のスナップ写真も加えました。