平成30年10月26日(金)の調理実習は「郷土料理」を作りました。参加者は4名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。まずは献立の説明からです。ぬか炊きは福岡県の郷土料理で、福井県の「へしこ」がもとになっています。「へしこ」はサバを使うのが多いようで、今回はサバを使ってぬか炊きにしました。
まずは「魚のぬか炊き(じんだ煮)」からです。サバに塩をふっておいておき、ボウルに酒、みりん、ラカント、ぬか床、刻んださんしょうの実を入れてサバを漬ける。クッキングシートを敷き、その上にサバを並べ、200度に温めたオーブンで15分焼く。
次に「がめ煮」です。「がめ煮」は九州地方以外では「筑前煮」と呼ばれます。鶏もも肉を一口大に切り、しょうゆ、みりんにつけておく。れんこん、ごぼうはゆでておく。鍋にごま油を熱し、ちぎったこんにゃくをいため、鶏もも肉を加える。色が変わったられんこん、ごぼう、ゆでたけのこ、戻した干ししいたけを加えて炒め、だし汁を加えて柔らかくなるまで煮る。器に盛って、ゆでた絹さやを飾る。今回はいつもと違って、にんじんを星に抜いて茹で、盛り付けは炊きよせ風に盛りました。
ここから、山口県の郷土料理です。
「チシャなます」は、サニーレタスを洗って食べやすい大きさにちぎる。わかめは水で戻し、ゆでておく。ボウルにみそ、米酢、砂糖、からしをあわせ、サニーレタスとわかめ、しらす干しを和える。
「いとこ煮」は、茹で小豆をパルスイートで煮て、紅白の白玉団子は作ってゆでておく。だし汁に戻したしいたけを入れて煮る。器に茹で小豆、だし汁としいたけ、白玉団子、かまぼこを入れて盛り付ける。
デザートは「ほうじ茶ゼリー」で、鍋にほうじ茶をわかし、ラカントとゼラチンを入れて溶かし、容器に流しいれる。冷蔵庫で冷やし固め、固まったら皿にうつしてチェリーを飾る。
できあがり、12時過ぎに食べ始めました。今回は院長が学会で不在だったため、女性だけの会でした。
やまぐちゆめ花博の話や、柳井市に新たに建設される予定の図書館の話、周防大島にいたの逃亡犯を見かけたときの話、低血糖についての話などで盛り上がり、なんと気付けば14時過ぎまで話をしておりました。女子会のような雰囲気で過ごし、食後コーヒーを飲みながら、また次1月にお会いすることを約束し、その後集合写真を撮って、14時半ごろ解散しました。