平成30年10月29日（月）の調理実習は「豚肉の香り揚げ」を作りました。参加者は６名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習がはじまりました。
参加者の皆さんに運動していますかときくと、「ウェルネスパークで歩いている」「食後に歩いている」という話が聞かれました。「秋で、おいしいものがたくさんあるので困る」という意見もありました。
その後献立の説明があり、調理実習が始まりました。今回の献立は、減塩がポイントになっているので、減塩について話しました。食塩が１日に6g未満というのがいかに難しいを話し、どうすれば減塩が続けられるのかを皆さんで考えました。
10時半から調理が始まりました。「ご飯」は通常通りたきます。今回は松の型に120gのご飯を入れて抜き、上に黒ごまをふりかけます。横に南天の葉を置いて秋らしさを出しました。
「卵豆腐」は、卵液と出し汁を合わせて、醤油で調味する。水で濡らした流し缶に入れ、蒸気の上がった蒸し器で今回は９分蒸しました。竹串を刺してまだ中のほうは火が通っていなかったので、余熱で20分放置すると、すがたっていない、滑らかな卵豆腐が出来上がりました。
献立 528kcal（6.6単位）
「豚肉の香り揚げ」は、揚げないフライの手順で、まずはパン粉をから煎りし、きつね色になるまでいためておく。今回は生姜焼き用の豚肉を使いました。手順はいつもと同じで、豚肉の上にしそを置き、1種には生姜を、もう一種にはピーマンを巻きました。その周りに小麦粉、卵液、パン粉の順につけて、210度に熱したオーブンで15分焼き、ひっくり返してさらに10分焼く。ソースは、ケチャップとウスターソースを混ぜ合わせる。
「卵豆腐」は、卵液と出し汁を合わせて、醤油で調味する。水で濡らした流し缶に入れ、蒸気の上がった蒸し器で今回は９分蒸しました。竹串を刺してまだ中のほうは火が通っていなかったので、余熱で20分放置すると、すがたっていない、滑らかな卵豆腐が出来上がりました。「夏野菜の酢の物」は、大根は短冊きりに、キュウリは斜めきりにし、塩をしておく。ミョウガは軸をとって半分に切り、千切りにする。野菜の水気を切って、酢、塩、胡椒をして盛り付ける。酢が苦手な方は、ここにもだし汁を少量入れることで、味がまろやかになります。
「澄まし汁」は、出し汁を沸騰させてしめじを加えて、ほうれん草を加え、しょうゆで調味します。
「デザート」は、果物で、柿にしました。柿を切って、横に椿の葉を添えます。
できあがり、12時前に食べ始めました。食べながら、今日使った豚肉の話になりました。しょうが焼き用の豚肉で、巻きやすいように麺棒でたたいて伸ばしますが、いくらでも伸びるので、「ゴムのズボンと同じだね」とのジョークもありました。
午前の診察が長引いたようで、院長は13時ごろあがってこられました。次回の調理実習と、12月に行なわれる認知症の講話についての案内を渡します。10名程度の人数が集まると、誰かしら認知症の方のお世話をした経験があるようで、色んな話が聞かれました。
食べ終わって後片付けをし、また次来年の1月にお会いすることを約束し、13時半に解散しました。
献立 528kcal（6.6単位）ご飯 精白米
豚肉の香り揚げ 豚肉、しそ、しょうが、ピーマン、小麦粉、ウスターソース、ケチャップ
付け合せ レタス、トマト
卵豆腐 鶏卵、だし汁、うすくちしょうゆ
夏野菜の酢の物 きゅうり、みょうが、大根、酢、塩、こしょう
澄まし汁 しめじ、ほうれん草、麩、しょうゆ
果物 柿
