平成30年11月26日(月)の調理実習は「郷土料理」を作りました。参加者は7名でした。今年最後の調理実習となりました。
10時に参加者の方が集まり、始まりました。今回はじめての方がいらっしゃったので、まずは自己紹介をしました。その後、献立の説明があり、今回は郷土料理とタイトルにあるように、郷土料理を作っていきます。2つは福岡の郷土料理、2つは山口県の郷土料理になっています。まずはみなさんに、郷土料理と聞いて何を思い浮かぶかを聞きました。「周防大島では、茶粥が有名」と、やはりこの地域は茶粥が最初に思い浮かぶようです。
まずは「魚のぬか炊き(じんだ煮)」からです。今回はサバを使います。サバに塩をふっておいておき、ボウルに酒、みりん、ラカント、ぬか床、刻んださんしょうの実を入れてサバを漬ける。クッキングシートを敷き、その上にサバを並べ、200度に温めたオーブンで15分焼く。
次に「がめ煮」です。「がめ煮」は九州地方以外では「筑前煮」と呼ばれます。鶏もも肉を一口大に切り、しょうゆ、みりんにつけておく。れんこん、ごぼうはゆでておく。鍋にごま油を熱し、ちぎったこんにゃくをいため、鶏もも肉を加える。色が変わったられんこん、ごぼう、ゆでたけのこ、戻した干ししいたけを加えて炒め、だし汁を加えて柔らかくなるまで煮る。器に盛って、ゆでた絹さやを飾る。今回はいつもと違って、にんじんを星に抜いて茹で、盛り付けはふきよせ風に盛りました。
ここから、山口県の郷土料理です。
「いとこ煮」は、茹で小豆をパルスイートで煮て、紅白の白玉団子は作ってゆでておく。だし汁に戻したしいたけを入れて煮る。器に茹で小豆、だし汁としいたけ、白玉団子、かまぼこを入れて盛り付ける。
デザートは「ほうじ茶ゼリー」で、レモンバームの葉と、ケーキの飾りつけでよく使うアラザンを使って盛り付けました。参加者の方から「アラザンを使っているから、クリスマスっぽくていいね」といわれました。
出来上がり、12時過ぎに食べ始めました。今回はご飯100gを松の型に抜いて上に黒ごまをふったので、参加者の方から「お正月に一風変わった料理をしたい。こういった型抜きはどこで購入できるか」という話になりました。型抜き、このあたりにはあまりないようで、デパートに探しに行くのもよいですし、百円均一で購入できる形の変わった小皿に盛って、型に抜いてはどうかとの話しになりました。盛り付けはアイデア次第で幅が広がりますね。
食べ終わって後片付けをし、集合写真を撮って、また次2月にお会いすることを約束し、13時過ぎに解散しました。