ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2018.12.08

多文化共生国際カフェ(タブカフェ)

DSC09457.JPG平成30年12月8日(土)午後1時から3時まで、柳井市文化福祉会館でタブカフェ「世界のクリスマスはどんな様子?」というタイトルで、スペインと米国のクリスマスの紹介があるので、参加しました。


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今日はホノルルマラソンへ参加のため、岩国錦帯橋空港午後5時20分発の羽田行きに搭乗予定でしたが、時間的には参加しても間に合うので参加することにしました。午前中診療をして、会場に向かいました。参加者は20数名でした。

今回のタブカフェに県の国際交流員でスペインから来たヘマ・ガルベスさんと米国からティナ・サトウさんが各々の国のクリスマスの過ごし方の話しがありました。

アメリカのティナさんからはハロウイーン、サンクスギビング(感謝祭、11月の第4木曜日)、クリスマスと秋の行事が連なっている。最近はブラックフライデー(Black Friday)が感謝祭の次の日の金曜日にあり、ブラックはセールが始まり店が売り上げが増えて、黒字になるためそう呼ばれ、サイバーマンデーは感謝祭の次の月曜日で、オンラインショッピングのセールが開始されていることの紹介もあり、日本でもそのことが取り上げ始められている。
今のサンタクロースのイメージ、赤い服で、太って、白いひげを生やしたサンタクロースの始まりは、コカコーラの宣伝で初めて使用されそれが広まったそうです。アメリカのクリスマスは日本でもよく紹介されているので、大体のイメージは同じですが、ジンジャーブレットを食べたり、家に来たサンタクロース用に牛乳とクッキーを準備し、トナカイには人参や水が用意され、翌朝には減っていることのなどが紹介されました。

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スペインのクリスマスはアメリカとは異なって、正月明けまで休暇が続き、大晦日の方が盛大だそうです。
クリスマスには「東方の三博士」よばれる三博士は、イエスを拝するために流 れ星に導かれて、ベツレヘムに辿り着きました。イエスの誕生 の際に、この三人がプレゼントをしたことから、現在でも三博士がサンタクロースのように スペインの子供達にプレゼントを渡すそうです。
ドーナッツの形をしたケーキを食べます。この「ロスコン・デ・レイェス」の中には 三博士のフィギュアか豆のフィギュアが入っていて、豆のフィギュアが当たった人が、次の年にロスコンの購入代金を支払わないといけないそうです。スペインの大晦日には、スペ イン人は 12 個のブドウを準備して、家のテレビでマドリードにあるロックタワーの生放送を見るか、実際 にクロックタワーの前に立ってブドウを食べる瞬間を待ちます。クロックタワーの鐘が 12 回鳴 ります。スペイン人は各鐘の音に合わせてブドウを 1 個ずつ食べます。12 個を食べ切ったら無事に新年を迎えられたということになります。若者達は夜を徹してパーティーをして、翌朝はチュロスとココアにつけて食べるのが習慣で、店には長い行列ができるそうです。

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二人の講演のあとは各々国のお菓子が準備されて、飲み物を飲みながら、休憩となりました。その後はクリスマスの歌を英語とスペイン語で練習をして、歌って、その後は質問タイムとなり、いろんな質問がありました。クリスマスと言っても国よって大分違うことがわかり、大変楽しい時間を過ごせました。
会の後に、個人的にスペイン語のことについて、ヘマさんに質問をして教えてもらいました。午後3時に予定通り終了し、岩国へ向けて出発しました。