平成31年2月25日(月)の調理実習は「棒ぎょうざ」を作りました。参加者は7名でした。
10時に参加者の方が集まり、始まりました。まずは、最近のみなさんの生活について伺いました。「主人が糖尿病で、栄養指導で教わったとおりのごはん量にしている」「キャベツを電子レンジでチンして食べている」など、長い方はいろいろとやっておられます。キャベツの話しが出たので、木村栄養士から、噛むことについて説明がありました。「やはり一番良いのは、当院のキャベツ負荷試験でやったとおり、生のキャベツを食前に食べること。噛むことも運動で、噛めばかむほどよいことがある」との話がありました。
その後、京都マラソンの結果の報告と、献立の説明がありました。
まずは、全員で棒ぎょうざを黙々と包んでいきます。今回は人数が少し多かったので、1回に7名が並んで包めませんでした。「みんながやったのをよく観察して、その後ゆっくり包む」という作戦に何名か出られていました。
包み終わったぎょうざを焼く担当の方は、責任重大です。焦がさず、パリパリに仕上げたいので、火加減を調節しながら作ります。
棒ぎょうざ、これで調理実習としては5回目ですが、毎回ぎょうざ担当の方は全員分焼き終わったら安心した顔をされます。
「大根と水菜のサラダ」は、材料を3cm長さに切る。大根はスライサーで切って塩を少々しておきます。ドレッシングは、だし汁と梅肉、穀物酢とみりんを合わせたドレッシングで、油を使わないドレッシングになります。
次は「けんちん汁」です。ごぼう、大根、人参、こんにゃくを油で炒めてからだし汁を加えて、ネギを入れて煮立てる。醤油で味付けをしてから豆腐を入れます。
「みかんゼリー」は、市販の果肉入りのみかんジュースを使います。このみかんゼリーは、生クリームが入っているかのようなとろとろっとした食感になります。
早くに出来上がり、12時前に食べ始めました。食べながら、血糖値にきくとテレビでやっていた味噌の話しになりました。この味噌の話しは献立説明の前にも少し出ていて、皆さんその番組を見ておられた様子。「どこに行ってもテレビでやっていた赤みそ、白味噌、りんご酢がない。皆同じことを考えているから一気に売れる」と言われていました。テレビの影響はすごいですね。「10日で痩せるといっていたからあと10日後に変わっているか確認してください」とも言われ、みんなで笑いました。
食べ終わって後片付けをし、また次4月にお会いすることを約束し、13時過ぎに解散しました。