平成31年2月17日(日)京都市で第8回京都マラソンが開催され、当院の木村栄養士が出場し、インフルエンザの病みあがりでしたが、年代別で1位となりました。その報告をしてもらいました。
しんどかった第8回京都マラソン
木村僖乃
京都マラソン2019が2月17日、京都市で開催され、国内外から参加した約1万6千人が古都の名所を駆け抜けました。あの山中教授も走られました。
私も初回からの出場で今回が8回目です。しかし出場前1週間インフルエンザにやられ、漸く治ったものの、体調の回復が今一でした。意を決してなんとかなると出場しましたが、フルマラソンそれほど甘くはありませんでした。10kmから息があがり、心底からだがきつく、救急車、リタイアの文字がちらつきながらの長いつらい、走りとなりました。
選手の中にも風邪や体調が悪い人が多かったのだと思います。救急車が結構出動し、「具合の悪い人は勇気あるリタイアを」の放送がかかっていました。23キロで和美マネージャーが「僖乃さん 頑張って」の声援にことばのリアクションがでず、「は?い」のみの応答。27キロでまたまた和美マネージャー「ヨシノさん、しっかり!」これにもことばがでず「ハイ!」のみです。給水の水も取る気力もうせての走りでした。これでは危ないと自問自答をしながら30キロの河川敷にさしかかりました。そのとき後ろから木村健一先生が声をかけられ抜かれて行きました。丁度、給水のところでしたが、わたしはそのまま給水をとられている先生の横を通り抜けました。またまた健一先生に追いつかれ「給水をしないの?」といわれましたが、そのことばに対して私は「インフルエンザの後遺症できつく水をのむ気力もありません」の返しです。木村健一先生一瞬「?!・・・」のようでした。木村先生すみません。
35キロの京都市役所あたりはもう最悪の状態で真剣にリタイアを考えましたが、リタイアを告げるのがきつくひたすら我慢、がまんでフィニッシュ。平安神宮の赤い鳥居を目にしたときは感無量でした。いままで57回のフルマラソンで一番しんどいフルマラソンでした。走っている写真をみて77歳体調不良の中よく頑張っていると自分が愛おしいです。
ネットタイム4:41:20秒です。完走証を頂いたら一応年代別一位でちょっと救われました。指導者の方から「病み上がりでのフルマラソンこのタイムは凄いです」の言葉。お蔭様で来年の出場の切符を手にしました。(マラソンの神様が守ってくださったようです‥‥感謝涙)
翌日 下鴨神社と北野天満宮にお参りし、来年伺いますと挨拶をして柳井に向けて帰路につきました。
今回のフルマラソン出場についてはクリニックの皆様、和美マネージャーに迷惑をおかけし、また家族にもいろいろ心配をさせました。どうもすみません。
これからは健康に気をつけ自分の体調を考えてフルマラソンとりくんでいきたいと思います。ありがとうございました。