令和元年5月20日(月)の調理実習は「かぶら蒸し」を作りました。参加者はキャンセルもあって5名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。まずは大久保事務員から、スペイン巡礼の話しがありました。昨年の山道と違った風景を歩いたこと、女性の一人旅の方と出会ったことなどを聞き、日本にいながら異国を味わうことができました。その後、皆さんに連休中の話しをききました。「自治会長になって、色んな荷物が送られてきて大変だった」という話や、「草抜きに追われていた」と、いろいろな連休をすごされたようです。
まずは「かぶら蒸し」からです。本来はかぶを使いますが、大根で代用しました。大根をおろし、卵白と混ぜて鯛の切り身の上にかけて蒸します。
「ご飯」は、ただお茶碗に盛るだけでなく、松の型にぬいて、上に木の芽をあしらいました。木の芽をあしらうことで、一気に季節感がでます。
「煮物」は今回は新ごぼうを使いました。下茹でせずにそのままれんこん、にんじん、しいたけ、こんにゃくと一緒に煮て、醤油とラカントで味をつけました。「黄身酢和え」は、「かぶら蒸し」で余った卵黄を使います。卵黄、酢、みりん、砂糖、食塩で黄身酢を作り、湯せんの要領で火を通します。
作りながら、着物の話しになりました。「日本舞踊は費用がすごい」という話も出て、一回の舞台に何十万も使うと聞き、驚きの連続でした。
とても順調に進み、11時半ごろにはできあがり、食べ始めました。メインの「かぶら蒸し」は連休中の疲れをとばしてくれる、手間隙はかかりますがほっこりする料理です。少し蒸し暑かったので、冷房をかけながらかぶら蒸しをいただきました。「贅沢な時間」を皆さんと共有し、非日常を味わいました。
12時に診療を終えた院長もあがってこられました。今回の参加者の中に、先日の「御堂寄席」に行かれていた方もおられたそうで、アーモンドの話しになりました。アーモンドの結末はホームページの「御堂寄席」で。
食べ終わって後片付けをし、また次7月にお会いすることを約束し、13時前に解散しました。
ご飯 精白米
かぶら蒸し 鯛、大根、片栗粉、にんじん、三つ葉、ゆず、ぎんなん、だし汁、しょうゆ
煮物 にんじん、ごぼう、れんこん、しいたけ、こんにゃく、しょうゆ、ラカント
ほうれん草のおひたし ほうれん草、だし汁、しょうゆ、かつお節
黄身酢和え えび、ブロッコリー、卵黄、酢、みりん、砂糖、塩
果物 キウイ、苺