令和元年6月17日(月)の調理実習は「サンドウィッチ」を作りました。参加者は4名でした。
今回は4名と少ないですが、始まる前から大いに賑わっていました。
参加者の方があじさいやグラジオラスなどのお花をもってきてくださり、とてもにぎやかな雰囲気で、10時過ぎに調理実習が始まりました。
まずは献立の説明からです。担当の栄養士より、「朝はパン派ですか、ごはん派ですか」という質問や、パンとご飯の違いについての話がありました。木村栄養士から「なぜ1単位は80kcalなのでしょう」という質問なども飛び交い、参加者のかたはパン食について深く考えたのではないでしょうか。
まずは全員で”サンドウィッチ”を作っていきます。3種類の具材があるので、参加者の方に1種類ずつデモンストレーションをしてもらいました。1回包み終わるごとに盛大な拍手が沸き起こります。デモンストレーションの後、参加者の方がそれぞれ3種類、全て体験してもらいました。その時も、1回ごとそれぞれが包み終わるのを待って、足並みそろえてから拍手をし、次に進む、という流れで作っていきました。
“牛肉ときのこのバルサミコ酢炒め”では、弱火で炒めるときのこから水分が出るので、強火でいためます。いつもはもっと水分が出るのですが、今回は全く水分が出ていませんでした。
“ごぼうのポタージュ”では、ごぼう、じゃがいも、玉ねぎを炒めてから煮て、ミキサーにかけます。「ごぼうのポタージュ、めずらしいですね」という話をしました。「お店だと、ともろこしのポタージュくらいかな」「かぼちゃで離乳食のポタージュをつくっていたことを思い出す」という話に広がりました。
“果物”は、いちご、キウイ、さくらんぼを盛りました。キウイは花に切ります。花に切る作業は皆さん避けて通られますが、今回は積極的にきっていただけました。
12時前にできあがり、院長もちょうど診察を終えてあがってこられ、食べ始めました。
食べながら、徳山で開かれている写真展の話しになりました。参加者の方が行かれたそうで、「フランスパンを列車に見立てて、その周りにミニチュアの人形が並んでいて、独特の世界観だった」という話をされていました。
パンフレットも持ってこられて、とても楽しかったのが伝わってきます。
食べ終わって後片付けをし、また次8月にお会いすることを約束し、13時過ぎに解散しました。