今日はサーモンロール、目玉焼き、小松菜の塩昆布和え、トマト豚汁を作りました。

サーモンロールは昨年ハワイに行った際、当院スタッフからおすすめされたお店、「和さび」で戴いたものです。一風変わった料理が沢山あって、一緒に行った田坂看護師、武永看護師の3人で「これも食べてみたい」「あれも気になる」「今店員さんがほかのテーブルに持って行ったのも食べてみたい」など、どれもおいしい料理ばかりで、店員さんに勧められるまま食べまくった思い出があります。

小松菜の塩昆布和えはかんたんにできるので、家族が帰ってきたら大抵作る1品です。

トマト豚汁は小学校夏休みのころの、思い出の味です。夏になるとトマトは大量に畑でできるので、生のトマトは飽きるほど食べていましたが、トマト豚汁にすると消費のスピードがあきらかに違ったのがいまでも忘れられません。ちなみに「うまみの相乗効果」は、このトマト豚汁で覚えていました。（トマトのうまみはグルタミン酸、豚肉のうまみはイノシン酸で、違う種類のうまみ成分を掛け合わせることで、うまみが強くなること）

まかないアンケート（12名）

1.夏らしい一品料理といえば何が思い浮かびますか

トマトサラダ：3名　そうめん：6名　冷やし中華：6名　はもの湯引き、焼きなすなど

２．腹何分；腹7分：1名　　腹8分：3名　腹9分：5名　　満腹：3名

４．盛り付け、いろどり；全員良い

５．今日のまかない、星いくつ；☆2つ半：1名　　☆３つ：11名

６．感想

＜サーモンロール＞サーモンとクリームチーズの組み合わせが最高。生のサケとクリームチーズで食べてみたかった。ハワイで楽しくお食事をした時間を思い出しました。白ごまあるといいかも。

＜トマト豚汁＞酸味があって夏らしい。さっぱりしていて夏バテ防止に良い。あっさりしていて良い。　　など

3分間スピーチ（要旨）　「先帝祭」　武永看護師

「先帝祭」は毎年5月2日から4日にかけて山口県下関市にある赤間神宮で行われる神事です。

 先帝祭の「先帝」とは、壇ノ浦の戦いの際、若干8歳で崩御された安徳幼帝を偲ぶお祭りです。

3日間のお祭りの中で、上臈参拝という行事があります。

 「上臈参拝」とは、

身分の高い遊女が安徳天皇の崩御に御廟所(ごびょうしょう)に参拝する事を表します。

 「上臈」とは、身分の高い遊女の事をさし、

他の言葉で、「太夫(たゆう)」や「花魁(おいらん)」と言われる言葉です。

しかし、身分の違うもの同士になぜ？

関係性がある事は不思議に思うところです。

歴史をみると壇ノ浦の戦いで、源氏側の安徳天皇は海に入水しますが、その時同じくして身を投じた女官の中には、不本意ながらも生きながらえた人たちもいます。

その女官たちは、宮廷では、天皇にお仕えしていた女官でありました。生き延びるために、下関で遊女として生き延びた人たちもいたといわれております。その女官の遊女が、安徳天皇の命日に御廟所に参拝、ご冥福を祈ったのが起源とされていおり、その形が、上臈参拝の形となったと推測されています。

先帝祭の太夫には5名が毎年選出されますが、令和元年初となる太夫には、周防大島出身の女性が1名選出されました。（花柳流　岡本美幸さん）

彼女は、大島と下関を往来下し、稽古や歴史の勉学に励まれたそうです。お人柄も穏やかでとてもきれない方です。

今年の先帝祭は、過去最高45万人の人出だったそうです。

写真や動画を見ているだけでも、着物や歩く姿の優雅さに見惚れてしまいます。

そこに、歴史をすり合わせ拝見するとまた、なんとも言えない気持ちです。

いつか、下関まで行ってみたいと思います。

献立　626kcal

サーモンロール　ご飯、サーモン（刺身用）、クリームチーズ、酢、砂糖、塩、のり

目玉焼き　卵、しょうゆ

小松菜の塩昆布和え　小松菜、塩昆布

トマト豚汁　トマト、豚肉、オクラ、顆粒だし、味噌