ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2019.12.19

クリメシ(まかないー139「鶏肉のペルー風煮込み」)

DSC07749.JPG平成26年3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」という番組を真似て、「クリメシ」と名付けました。
今年(平成31年)の新企画は「思い出メシ シリーズ」として、スタッフの思い出メシを月に1回、守冨栄養士とスタッフがいっしょに午前中調理をして、お昼にいただくことになりました。

令和1年12月19日(木)のまかないが第12回目で、大久保事務員の「思い出メシ」となりました。11名が参加しました。3分間スピーチは今回は木村栄養士。

DSC07749.JPG9時に集合して調理実習を開始しました。”鶏肉のペルー風煮込み”は、鶏もも肉の皮をとって砂糖と塩水につけ、柔らかくします。その後、流水で流しレモン汁、白ワイン、クミン、にんにく、しょうがで下味をつけておきます。フライパンに油、豆板醤、ターメリック、パプリカパウダーなどのスーパーで手に入る香辛料を炒め、たまねぎとトマトをいためます。この時点でだいぶ1階の待合までエスニックな香りが漂っていたようです。そこに鶏肉を加えて火を通し、切ったじゃがいもでふたをして煮込みます。
鶏肉の皮は今回、塩コショウをしてオーブンで焼きました。作りながら試食して、「ケンタッキーの皮みたい」「ビールほしい」といいながら作りました。スタッフにはそれぞれ好きなだけとってもらいました。
院長とスタッフも上がってこられて、12時半ごろから食べ始めました。
思い出めし「pollo guisado(鶏肉のペルー風煮込み)」 大久保事務員
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今回の私の思い出めしは、ペルーの家庭料理です。主人の妹に教わりました。polloポヨは鶏肉、guisadoギサドは煮込むという意味です。
20年前になります。主人の妹家族がペルーに住んでいたので、主人の両親と共に、遊びに行きました。ロサンゼルス経由で、32時間かかりました。ペルーリマ空港に着いたら、妹のご主人の親戚10数人の賑やかなお出迎え、自家用バスで自宅まで大移動。車中は大合唱で、とてもとても賑やかでした。わずか一週間の滞在でしたが、マチュピチュやリマ市内を観光したり、ピクニックに行ったり、妹の子供(男の子、当時2歳)の誕生パーティーに参加したりなど、楽しい思い出です。
妹が、ペルーの家庭料理を作ってくれました。あっさりとした塩味で、どれも美味しかったです。鶏肉メインで、じゃがいもや豆類を煮込んだもの、白身魚のソテーなどです。白米と一緒にいただきます。デザートも美味しくて、紫とうもろこしのゼリー、ミルクがゆ、南国フルーツのチリモヤ・パパイヤ、インカコーラ(ペルーの黄色いコーラ)など懐かしいです。
余談ですが、クスコ(標高2200m)の街で、高山病になった時に飲んだコカ茶(あのコカインの葉っぱから煮出したお茶)がとても美味しかったのは、忘れられません。
最近、ペルー料理が美食の国の料理だと言われているとか…ペルー料理が身近になるといいですね。
まかないアンケート(計11名)
1.ペルーについて、どんなことを知っていますか
マチュピチュ:6名、ナスカの地上絵:2名、インカ帝国:2名、アルパカ:2名、コンドルはとんでいく:2名、
美食の国、アンデス山脈、クスコ、ケーニャ:各1名
2.腹何分ですか;  腹8分:2名  腹9分:1名  満腹:8名
3.盛り付け、彩り;全員良い
4.星いくつ;全員星3つ
5.感想;鶏肉がホロホロと柔らかく、初めて食べるカレー味。とてもおいしくいただきました。
じゃがいもはホクホク、お肉はやわらかくスパイスが効いてとっても美味しくいただきました。
ピリ辛の後のいちご練乳かけの甘味がよかった。
3分間スピーチ(要旨)   「西都原古墳群」  木村栄養士

語り部.jpg先日128日青島太平洋マラソンを参加した翌日、友人夫妻が西都原古墳見学に案内してくれました。

古墳とは、土を高く盛った古代の墓のこと。貴族や豪族など、身分の高い人や権力者の墓として築造されました。日本では、3世紀半ばから7世紀半ばにかけて築造された墓のことを指す。

平面形により、円墳・方墳・前方後円墳・前方後方墳・双方中円墳・上円下方墳などと呼びわけるようです。

訪れた日が運悪く月曜日で肝腎の資料館を見ることができませんでした。この資料館は西都原考古博物館でこの博物館では、ただ出土品を陳列するという展示方法をとっていない。出土品から当時の暮らしや、その背景を探るという一連のストーリーで、古代人の姿を浮かび上がらせている。また、出土した実際の土器に触ったり、収蔵室の内部をガラス越しに見たりもでき入場は無料。それに入れなかって残念でした。

しかたなく散策しているとボランティアで清掃している方に友人の主人が話しかけられ、いろいろ聞いているうちに古墳についての語り部をされておられ、特に我々二人が山口から来たと伝えましたら「ようこそ!遠路当地へ」と古墳について説明してくれることになりました。手持ちの資料をいただきました。まず私たちがたっているところの後ろの小山が男狭穂塚女狭穂塚陵墓参考地でそれにについて話されました。小山は人があおむけに寝ている姿を想像してくれといわれました。そのかたちで葬られて前方後円墳になっていると。祖先をつきつめていくと皇室につながるとかで?・・・それを調べているとの話・・・。神話と実在の狭間で・・・・

西都原台地には、南北4.2キロ、東西2.6キロにわたって300基以上の古墳が点在し台地の上に立つと、さまざまな形の古墳を一望できると。このような楽しみ方ができる古墳群は全国でも珍しく古墳の規模も形も、それぞれに特徴があり、中には内部の様子が見学できる古墳もあるようです。古墳は一見すると、ただの”小高い丘”に過ぎない。しかし実際には、1700年前から1400年前に亡くなった人々の墓。こちらの古墳群は地元の人々の間では、幼いころから古墳を守るための言い伝えが受け継がれ、そのためか盗掘も少なかったという。地元に愛され、守り継がれてきた”日本一の古墳群”を、見て、触れることで、古代に生きた人々の生活に思いをはせてほしいようです。埋葬されているひとの位はすくなくとも知事クラスくらいのひとらしくいわゆる世民ではないようです。

これから話が佳境にはいるかなと思っていると友人が「山口から来ましたこの二人電車の都合があるのでお話しはこれにて失礼します。」と中断して後ろ髪を引かれる思いでそこを去りました。広い緑の限りなく続く平原に200の古墳があります。遥か彼方山々がつながってみえますので地平線はみえませんが起伏がなく地平線がみえそうな錯覚に襲われます。それほど広く感じます。

うな丼.jpg春には桜、菜の花で秋は秋桜の名所だそうです。外人客もふくめ多数が訪れるようです。11月第1日曜日は古墳祭りだそうです。みどりの小山2つがあちら、こちらに。よくみると前方後円墳のお墓です。語り部のかたがいわれたように場所によっては入ることもできます。出来たらもっとゆっくりしたいと思いましたが午後宮崎2時の電車にのることになっていますのでまたの機会におとずれることにしてうなぎのかば焼きが美味しいで有名な入船でウナギ丼を食べてその地を後にしました。

マラソンをした翌日は和美マネージャーとあまり行く先をきめず適度に疲れを癒しながら観光しますが身もこころもリフレッシュでき大変たのしくやめられません。次回はどこにいくかなあ???です。終わり。

DSC07748.JPG献立(566kcal)
ごはん:精白米
鶏肉のペルー風煮込み:鶏もも肉、レモン果汁、りんご酢、白ワイン、クミン、おろしにんにく、おろししょうが
サラダ:きゃべつ、レタス、ブロッコリー、ミニトマト、スライスアーモンド、レモンドレッシング
苺の練乳かけ:いちご、練乳