令和2年11月16日(月)の調理実習は「パプリカの豚肉巻き」を作りました。参加者は5名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習がはじまりました。献立説明の前に、濱栄養士からビタミンB1についての説明がありました。ビタミンB1には疲労回復効果があります。また、脳にとっても必要な栄養素です。朝晩と日中の寒暖差が大きいので、体調を崩さないようにビタミンB1をしっかりとって頑張りましょうと話がありました。その後、今日の献立の説明があり、それぞれ担当をきめて、10時30分から調理に取り掛かりました。
“玄米ご飯”は、精白米に発芽玄米を混ぜて炊きました。今回は2:1の割合にしましたが、お好みで1:1の割合で炊いてみるのもいいです。発芽玄米には、ビタミンB1や食物繊維などが含まれているのでおすすめです。
“パプリカの豚肉巻き”は、赤、黄色のパプリカを豚肉で巻いて、昆布茶をふりかけて、オーブンで焼きました。今回は参加者の方が持って来てくれたバジルも一緒に添えました。一緒に食べるとバジルの香りが広がって、豚肉にとても合いおいしかったです。
“ブロッコリーの白和え”は、水切りした豆腐に調味料と砕いたピーナッツを入れてよく混ぜ合わせ、ゆでたブロッコリーを加えて和えました。すりごまを使うことが多いですが、ピーナッツにすると食感がとてもよくなります。
“切り干し大根の味噌汁”は、切り干し大根を水でもどさず、さっと洗い、人参と一緒に柔らかくなるまで煮ました。水でもどさず煮ることによってうま味が出ます。 “きなこプリン”は、きなこと牛乳を混ぜ合わせ、溶かしたゼラチンを加えて冷やし固めます。懐かしい味に仕上がりました。今回はさくらんぼを飾りました。
みなさんの手際がよく、11時40分にできあがり食べ始めました。
いつもはご飯を2つの型に抜いていましたが、今回は3つの型に抜きました。上に青のり、ゆかり、黒ごまをそれぞれのせました。はじめは、3つに抜くのに苦戦していましたが、最後は楽しかったと担当した方が笑顔で話されていました。また、参加者の方が持って来てくれた小菊の花も一緒に飾りました。ご飯を少し工夫するだけで、見た目がとても華やかになり、食事が楽しくなりました。
デザートのきなこプリンは、ココアや抹茶でも作れると参加者の方から教えていただきました。その方は、砂糖の代わりにはちみつを入れたりするそうです。「家にきなこがあるから作ってみる」と言ってもらい、とても嬉しかったです。
食後のコーヒーをいただき、後片付けをし、また来年の2月にお会いすることを約束し、12時40分に解散しました。
献立 6.72単位(538kcal)
玄米ご飯 精白米、発芽玄米、黒ごま 、青のり、ゆかり
パプリカの豚肉巻き 豚もも肉、赤パプリカ、黄パプリカ、昆布茶、リーフレタス、バジル、ノンオイルドレッシング
ブロッコリーの白和え ブロッコリー、絹ごし豆腐、ピーナッツ、うすくちしょうゆ、砂糖
切り干し大根の味噌汁 切り干し大根、人参、油揚げ、ねぎ、味噌
きなこプリン 牛乳、さくらんぼ、きなこ、パルスイート、ゼラチン