ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2021.06.11

第536回調理実習「冷製パスタ」

令和3年6月11日(金)の調理実習は「冷製パスタ」を作りました。参加者は4名でした。

10時10分に参加者の方が集まり、調理実習がはじまりました。献立説明の前に、矢野栄養士から熱中症についての話がありました。これからどんどん暑くなるので熱中症に注意して水分をしっかり摂ってもらいたいです。年齢を重ねるにつれて喉の渇きを感じなくなるので、時間を決めて水分を摂ると良いのだそうです。家の中にいても熱中症になるので水分を意識して摂りましょう。
次に今回の献立のお話になりました。”冷製パスタ”の献立は夏野菜を使ってイタリア風にしてあります。中でも「ケッカソース」はイタリアの家庭にはいつも置いてあるものなのだそうです。「ケッカ」はイタリア語で「うるさい」という意味で、食べるとみんなが「美味しい、美味しい」と言ってうるさいことに名前が由来しています。パスタのスパゲッティは糖尿病の交換表の中では表1になり、ごはんの仲間です。スパゲッティの1束は乾麺で100gあります。スパゲッティ1単位は乾麺で20g、全部食べてしまうと5単位を1食で摂ってしまうことになります。今回の献立は3単位になるように60gのスパゲッティを使っています。食べ過ぎには気を付けましょう。その後、今日の献立の説明があり、それぞれ担当をきめて、10時40分から調理に取り掛かりました。


”なすの冷製パスタ”は、なすは1cm幅の半月切りにします。なすを水にさらし、水気を切ります。みょうがは輪切りにし、大葉は千切りにします。人参は半月切りにして茹でます。生姜はすりおろしておきます。
フライパンにごま油をひいて、いかを炒めます。次になすを入れて炒め、人参、おろししょうが、ポン酢、めんつゆを入れ軽く炒め、全体がなじんだら火からおろして冷まします。
沸騰したお湯に塩を入れ、スパゲティーを茹で、流水で洗って冷まします。スパゲティーにみょうがを入れて絡め、大葉を飾ります

”鶏肉のケッカソース”は、トマトを湯むきして、5mm角に切ります。同じようにパプリカ、きゅうりも切り、ボウルに野菜を入れてバジル、塩コショウで混ぜ合わせます。
鶏肉は酒とバジルでもんでおきます。230度に温めたオーブンで12分焼きます。皿にレタスをひいて、鶏肉を盛り、ケッカソースをかけます。
”アスパラガスのチーズがけ”は、アスパラは3cm長さに切り、下湯でします。パプリカは細切りにします。
フライパンでアスパラとパプリカを炒めて、塩コショウで味を整え、パルメザンチーズをかけます。
”ズッキーニのスープ”は、ズッキーニとたまねぎを薄切りにし、炒めます。水とコンソメを加え柔らかくなるまで煮ます。
ミキサーにかけて豆乳を加えて塩コショウで味を整えます。
”マンゴープリン”は、ゼラチンをふやかしておきます。マンゴーは今回缶詰を使用しました。実と汁に分けます。マンゴー、牛乳、ヨーグルトをミキサーにかけてザルで漉します。器に流しいれて、冷凍庫で約25分冷やし固めます。今回はレモンバウムとチェリーを飾りました。

11時50分にできあがり食べ始めました。
今回は参加者の方がたくさんのお花を持ってきてくださいました。紫陽花やスイートピー、桔梗などが食卓を彩って華やかになりました。参加者の方がスイートピーは種から育てたそうです。赤や白などカラフルでとても綺麗でした。
紫陽花や菖蒲が綺麗な時期なので見にいきたいなと思いました。今回の調理実習でも楽しい時間を過ごすことができました。食後のコーヒーをいただき、後片付けをし、また8月にお会いすることをお約束し、13時に解散しました。

ナスの冷製パスタ スパゲッティー、いか、なす、人参、みょうが、しそ、ポン酢、めんつゆ
鶏肉のケッカソース 鶏もも肉、トマト、黄パプリカ、きゅうり、レタス、バジル
アスパラの粉チーズかけ アスパラガス、赤パプリカ、パルメザンチーズ
ズッキーニのスープ ズッキーニ、たまねぎ、豆乳、コンソメ、塩、パセリ
マンゴープリン マンゴー(缶)、牛乳、無糖ヨーグルト、ゼラチン