令和3年6月20日(日)に第26回日本小児・思春期糖尿病学会が福岡市の南昌江内科クリニックの南先生を会長として開催され、web参加しました。
本来は昨年、福岡市で開催される予定でしたが、コロナウイルス感染症の影響で、今年に延期となりました。しかし今年もなかなかコロナウイルス感染症が落ち着かず現地開催から、現地開催とweb開催のハイブリッド開催に変更され、更に6月20日まで福岡県が緊急事態宣言となり、web開催のみとなりました。
当初福岡のホテルを予約し、現地での参加予定にしていました。久しぶりなので、学会以外にいろんな予定を立てていました。朝は大濠公園をジョッギングするため、大濠公園近くのホテルの予約をしていました。しかしweb開催となり、ホテルもキャンセルしました。
学会は午前8時20分より開会で、早朝は大濠公園を走る予定でしたが、家の周りを1時間ほど走って、朝食を取って、開会を迎えました。会長の南先生の開会の挨拶の後、午前中一般口演、昼がランチョンセミナー、午後2時から公開シンポジウムが開催されました。今回のテーマは「自立の扉を拓くために」で、学会の対象である小児・思春期の糖尿病患者が、上手く自立していけるためのサポートについての演題が多くありました。
午後からは公開シンポジウムで、一般の方も参加可能で、第1部が特別講演「療育の窓辺からみる自立への歩み〜コロナ禍の中、変わらないもの〜」と題して小川弓子先生(福岡市立心身障がい福祉センター)より自身の視覚障害を持つ子供さんの育児と心身障害の子どもの診療にあたる立場としての講演がありました。第2部は1型糖尿病を持つ母親の立場として、患者の立場としても4名の方の講演があり、その人の立場でのいろんな病気を通しての体験や対処についてなど貴重な話を聞く事ができました。
学会参加が400名、一般の参加が300名あったそうです。2年に渡り準備をされ、開催直前に開催形式の変更と南先生をはじめスタッフの方や学会担当の方は大変だったですが、お疲れ様でした。色々新しい経験をする事ができました。ありがとうございます。