令和3年6月21日(月)の調理実習は「鮭の混ぜ寿司」を作りました。参加者は4名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。献立説明の前に、今回のグループに初めて参加される方がいらっしゃったので、簡単に自己紹介をしました。次に、濱栄養士から鮭の混ぜ寿司についての話がありました。市販の「散らし寿司の素」のカロリーと塩分は高く、「すし太郎」は2人前で147kcal、塩分が5.8g含まれています。市販の物は、砂糖も入っているため糖質も多く含まれています。人口甘味料を使ってヘルシーな寿司酢にしました。散らし寿司は具材にお好きな物を入れてアレンジすることもできます。春はスナップエンドウやアスパラを入れてもいいし、夏は刻んだミョウガを加えてさっぱりさせたり、冬は柚子の皮を刻んで実を絞って酸味を調節できるなどの話がありました。香味野菜を入れると減塩になります。
その後、今日の献立の説明があり、それぞれ担当をきめて、10時35分から調理に取り掛かりました。
“鮭の混ぜ寿司”は、鮭に塩をふり、少しおいて水気をふき取ります。米の上に鮭をのせて炊飯器で一緒に炊きます。えびはゆでて、殻をむいて半分に切り、背ワタを取っておきます。きゅうりは角切り、とうもろこしの缶詰は汁を切っておきます。ご飯が炊けたら鮭を取り出してほぐします。ご飯にすし酢を混ぜ、ほぐした鮭、とうもろこし、きゅうりを入れてよく混ぜます。器に盛り付け、えび、しそを飾ります。
“小松菜とひじきのごま炒め”は、ひじきは水でもどしておきます。小松菜は3cmの長さに切り、人参は千切りにしておきます。人参は少しゆでておきます。フライパンにごま油を熱し、小松菜、にんじん、ひじきを炒めて味付けをします。最後にすりごまを入れます。
”ゆかり和え”は、キャベツを太めの千切りにしてさっと茹でます。水気を切って、ゆかりと千切りにしたシソを入れて混ぜ合わせます。
“豆腐としいたけのスープ”は、しいたけは薄切り、豆腐は1cm角に切り、かにかまぼこはさいておきます。鍋に水と調味料を入れて、ひと煮立ちしたらしいたけとかにかまぼこを加えて煮ます。豆腐を入れて、卵をまわし入れます。器に盛り、三つ葉を飾ります。
デザートの“チョコ風寒天”は、今まではいちごを使っていましたが、旬の時期が終わってしまったので、今回はさくらんぼを飾りました。ココアを分量内の牛乳で練ります。鍋に残りの牛乳と練ったココア、パルスイートを入れて沸騰しないようによく溶かします。別の鍋に粉寒天と水を混ぜ、2分間煮溶かします。牛乳と合わせて型に入れて冷やし固めます。器に盛り、ホイップクリームとさくらんぼ、ナンテンの葉を飾ります。
12時にできあがり食べ始めました。
参加者の方が、綺麗な紫陽花をたくさん持って来てくださったので、鮭の混ぜ寿司に青紅葉の葉と一緒に飾りました。見た目がとても可愛らしくなりました。
紫陽花を添えたり、チョコ風寒天のいちごをさくらんぼに変えたりすると、初夏らしい雰囲気になりました。いつもは缶詰めのさくらんぼを使うことが多いですが、生のさくらんぼは甘酸っぱくてとてもおいしかったです。
食べ物の話になり、福岡出身の木村栄養士から博多あんぱんと川端ぜんざいがおいしいと教えてもらいました。聞いたことがなかったので、調べてみるととてもおいしそうでした。コロナが落ち着いたら、福岡に行って食べてみたいと思います。
食後のコーヒーをいただき、後片付けをし、また次8月にお会いすることを約束し、13時に解散しました。
献立 6.44単位(515kcal)
鮭の混ぜ寿司 精白米、酢、ラカント、塩、鮭、えび、きゅうり、とうもろこし(缶詰)、しそ
小松菜とひじきのごま炒め 小松菜、人参、ひじき、ごま、しょうゆ、砂糖
ゆかり和え キャベツ、しそ、ゆかり
豆腐としいたけのスープ 木綿豆腐、鶏卵、しいたけ、かにかまぼこ、三つ葉、薄口しょうゆ、塩
チョコ風寒天 牛乳、さくらんぼ、ホイップクリーム、パルスイート、ココアパウダー、粉寒天