ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
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2021.08.27

第545回調理実習「魚のだしあんかけ」

令和3年8月27日(金)の調理実習は「魚のだしあんかけ」を作りました。参加者は7名でした。

10時10分に参加者の方が集まり、調理実習がはじまりました。今回の献立は栄養士の下田が初めて考えた献立です。メインの「だしあんかけ」も、「ミルク豚汁」もしっかりカツオと昆布で出汁を取って、出汁を効かせて減塩できるようになっているものです。「だしあんかけ」は具材にあんが絡むので味を感じやすくなります。「ミルク豚汁」は豚汁に牛乳を加える事で、牛乳のコクで味噌の量を減らしてもまろやかな美味しさになっているかと思います。実際にお味噌汁では通常1人前13~15gの味噌を入れますが、今回のミルク豚汁は約半分の量の7gの味噌を使用しています、というお話がありました。
その後、献立の説明があり、それぞれ担当をきめて、10時30分から調理に取り掛かりました。

”ご飯”は、お米を洗って、いつも通りの水加減で釜にセットします。
”魚のだしあんかけ”、今回の魚はレンチョウガレイにしました。魚に塩コショウ少々をし、10分程度おいて水気をふき取ります。小麦粉を均等にまぶし、油をひいたフライパンで焼いていきます。フライパンから取り出して、器に盛ります。同じフライパンで切っておいたパプリカとピーマン、えのきを炒めてだしを加えます。調味料を加えてとろみを付けたら魚の上にあんかけをかけます。今回は盛り付けを良くする為に、人参とピーマンを花形に抜き、まわりに添えました。可愛らしくなりました。

”トマトときゅうりのさっぱり和え”は、トマトは1口大に切って、種を取ります。きゅうりは乱切りにして、うすしおをしておきます。大葉は千切りにして、水にさらします。ツナは水切りします。調味料とトマト、きゅうり、大葉を和えます。盛り付ける時に上からツナを盛ります。
”ミルク豚汁”は、豚肉は食べやすい大きさに切ります。なすは1cmの輪切りにし、水にさらします。人参はいちょう切りに、こねぎは小口切りにします。だし汁に野菜を入れ、火が通ったら肉を加えます。アクを取り、味噌を溶き入れ、牛乳を加えます。再度加熱し、こねぎを散らします。
”ぶどうゼリー”は、ゼラチンを水と合わせて混ぜておきます。ぶどうは皮をきれいにむき、カップに入れます。ぶどうジュースと水、パルスイートを鍋で加熱し、湯せんで溶かしたゼラチンを入れ混ぜレモン汁を加えてよく混ぜたらカップに注ぎます。冷凍庫で50分程冷やし固めます。

12時にできあがり食べ始めました。
今回も参加者の方がお花を持って来てくださいました。ジンジャーという白くて綺麗なお花でした。甘くて良い香りがしました。ジンジャーの花言葉は「豊かな心」だそうです。素敵なお花だと思いました。
今回の参加者の皆さんの手際が良く、調理実習が早く終わってしまいそうだったので、ご飯をおむすびにして海苔を巻いたり、そこに紅葉の葉を添えました。紅葉の緑が綺麗で見た目も季節感が出て良いなと思いました。
メインの「魚のだしあんかけ」のお魚は、毎回変えてみようということになっています。前回は鮭でしたが、今回はレンチョウガレイにしました。香ばしく焼けていてとても美味しかったです。参加者のみなさんの魚の食べ方がとても綺麗で、食べ終わったら骨しか残っておらず、お魚をもっと綺麗に食べられるようになりたいと思いました。魚の食べ方も人それぞれで面白かったです。
今回の「ミルク豚汁」が参加者の方からも好評で、献立を考えた下田も嬉しかったです。

食後のコーヒーをいただき、後片付けをし、また次10月にお会いすることを約束し、13時に解散しました。

献立 6.9単位(552kcal)
ご飯 精白米
魚の出汁あんかけ レンチョウカレイ、小麦粉、ピーマン、赤パプリカ、えのきたけ、かつお昆布出汁、薄口しょうゆ、食塩、片栗粉、サラダ油
トマトときゅうりのさっぱり和え トマト、きゅうり、ツナ缶水煮、青じそ、酢、砂糖、濃い口しょうゆ
ミルク豚汁 豚もも肉、なす、たまねぎ、しいたけ、人参、サラダ油、かつお昆布出汁、牛乳、麦みそ、こねぎ
ぶどうゼリー ぶどう、ぶどうジュース、ゼラチン、パルスイート、レモン汁