高齢者に対するコロナウイルスの3回目のワクチン接種が始まりました。今日(令和4年1月20日)は、昨年4月にトライアル(先行接種)でコロナウイルスのワクチン接種をした方を対象に、6名の方に接種しました。
柳井市はトライアル接種(先行接種)として、75歳以上で柳井市に住民票のある方を対象に、当院では昨年4月20日から25名の方に接種しました。今回、8ヶ月が経過し、3回目の接種開始となりました。
現在はシリンジ(注射器)の関係で、1バイアルで6名が接種可能なので、4バイアルが保健センターより1月18日(火)に配送されました。午前12時に生理食塩水でバイアルを希釈し、6本の注射器に分けて吸って、遮光して室温に保存しました。希釈後は6時間以内に接種しなくてはなりません。
午後1時45分から6名の方を医師が予診票で状態を確認して、看護師が順番にワクチンの筋肉注射を開始しました。注射のあとは別室で15分ほど椅子に座って、安静にして様子を見ました。
患者さんもワクチン接種を2回受けて、要領がわかってきて、肩に注射しやすい服装で、ささっと肩を出されて、スムーズに注射が終わり、何事もなく本日は終わりました。県の東部、特に隣の岩国市では岩国基地の関連もありますが、感染者が急増し、まん延防止等重点措置が適用されています。全国的にも急拡大しており、早く終息してくれることを願うばかりです。