5月1日(月)現地時間(日本時間から7を引く)
今日は今回の遍路の最終日、ビジャカーサ デ シグラからレディゴスまで29キロでした。
午前5時起床、ベッドでヘッドライトをして、ワープロで記事をかき、準備をして今日は朝食を食べずに、午前7時過ぎにアルベルゲを出発しました。地平線から朝日が昇ろうとしています。360度地平線であとは上に空があるのみ。見渡す限りの平原で、日本にはない風景です。スペインがアメリカやロシアのように大きい国と言うイメージはありませんが、これだけのスペースがあるのが、平地の少ない日本からすると、不思議な感じです。
少しアップダウンはありますが、まっすぐな1本道で、歩いても歩いても風景が変わりません。上り坂のようなきつさはありませんが、単調さのきつさがありました。途中、コンテナを改造したようなカフェがあり、そこでコーヒーとケーキで休憩。
その後もまっすぐな道が続き、途中12時25分、日陰のベンチがあり休憩、そこでオーストラリアのグレートバリアーリーフのあるケーンから来た女性といっしょになり、話をして、世界のトップ、プーチンや習近平、トランプがみんなでサンチアゴ巡礼を一緒にすれば、助け合い、仲良くできるのではと言っていました。確かにそうかもしれないと思いました。
午後4時半、今日の目的地であり、今年の巡礼の最終地点となるレディゴスに着き、これもシャロンが予約してくれていたアルベルゲ「El palomar」に到着しました。個室が空いているということで、ダブルベッドの部屋で、25ユーロで泊まることが出来、2段ベッドの大部屋が2人で20ユーロと余り変わらず、音や明かりを回りを気にせず、利用できるので、良かったです。
シャワー、洗濯をして、町を見て回り、少し小高いところに教会があり、アルベルゲから見た所をスケッチしました。シャロンにもアルベルゲに着いたことをスマホで伝え、明日午前7時にアルベルゲに車で迎えに来てくれることを確認しました。午後7時から夕食で、30数名が、回りはハンガリー、ベルギー、イギリス、スロベキア、ドイツ、オーストリアといろんな国のいるなかで、話し声が聞き取れないくらいの喧噪の中を、スープ、鶏肉や牛肉、デザートをいただきました。サンアントンで、外で寝ていたオランダの男性も一緒の宿でした。最初の夜、ビジャフランカで夜話をしたスエーデンから来た夫妻とも再会できました。洗濯した衣類は乾いてない物もあり、部屋干しました。午後10時半就寝。
今日は29キロでした。この7日間で150キロ歩き、サンチエゴまであと384キロとなりました。半分まで来ました。