ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2023.07.20

クリメシ(まかないー223「バランス弁当」)

平成26年3月より月2回「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」を真似て、「クリメシ」と名付けました。令和5年7月20日(木)は「バランス弁当」で、12名が参加しました。3分間スピーチは星川臨床検査技師。

今回のまかないは10、11月の調理実習の試作をしました。
”きのこおこわ”は、もち米と精白米をまぜてとぎ、ざるに上げておきます。きのこは石づきを除き、しめじはほぐし、えのきだけは3等分に切り、根元をほぐします。生しいたけは薄切りにします。ボウルにきのこと調味料を混ぜて軽くもみ、5分ほど漬けてザルに上げ、きのこと漬け汁に分けます。漬け汁に水を足して60mlにします。炊飯器にお米と調味液を入れ、きのこをのせて炊きます。
”鶏の照り焼き山椒風味”は、鶏肉は人数分に切り分けて調味料に漬けておきます。ししとうは切れ目を入れます。200℃のオーブンで10分焼き、ししとうを取り出してさらに250℃で3分焼きました。鶏肉を3つに切り分け粉山椒をふります。

”芙蓉蟹”は、きくらげは水につけてもどし、石づきを除いてせん切り、ねぎは小口切りにします。かに缶は汁気を切ってほぐします。ボウルに卵を溶きほぐし、具材と調味料を加えて混ぜます。フライパンにサラダ油を十分に熱し、卵を入れかき混ぜながらふんわりと焼きます。
”野菜のレモン酢漬け”は、きゅうりは縦半分に切ってから3~4mm厚さのななめ切りにします。大根は短冊切り、みょうがは斜め薄切りにします。野菜と調味料をジッパー付きポリ袋に入れてよく混ぜ、そのまま熱湯でさっとゆでて氷水で冷やします。
”リボンにんじんのレンジ蒸し”は、にんじんはピーラーで5~6の㎝長さの薄切りにして半分に切ります。耐熱容器ににんじんと調味料を入れよく混ぜ、ラップをかけ電子レンジで3分加熱します。
”青菜ののり巻き”は、小松菜はたっぷりの湯でゆで、冷水にとり水気をしぼります。しょうゆをかけて軽くしぼり、海苔で巻き、一人分4切れに切ります。
”高野豆腐の含め煮”は、高野豆腐は水で戻し軽く絞って水気を切り、食べやすい大きさに切ります。鍋に調味料を入れ、ひと煮立ちして砂糖が溶けたら火を止め、高野豆腐を重ならないように入れて落としぶたをし、15分煮汁が程よくなくなるまで炊きます。
”すまし汁”は、エリンギは長さを半分に切ってうす切り、三つ葉は3〜4㎝の長さに切ります。大根はイチョウに型抜きをして黄色に染め、レンジで柔らかくなるまで加熱します。だし汁にエリンギを入れ、火が通ったら三つ葉を加えて松茸エッセンスと薄口しょうゆで味を整えます。器に大根を置き汁を注ぎます。
”スイートパンプキン”は、かぼちゃはわたと種と皮を除き、適当な大きさに切ります。耐熱容器にかぼちゃを入れ、ラップをかけ電子レンジで柔らかくなるまで加熱します。かぼちゃをつぶし、熱いうちにバターとパルスイートを加えてよく混ぜます。分量をラップに包み、茶巾でしぼります。
きのこおこわとおかずをそれぞれお弁当箱に詰めていただきました。
食後に木村栄養士が抹茶をたて、一緒に「ひがしや」の和菓子をいただきました。”清流”という名前のお菓子で青色と透明の寒天で川を表現し、玉石に見立てて数種類の豆がいっぱい入っていました。見た目がとても涼しげで、寒天なのでスルッと食べやすく、夏らしいお菓子ですごくおいしかったです。

まかないアンケート(計12名)
1.好きなお弁当のおかずは何ですか? 卵焼き:10名、から揚げ:8名、きんぴらなどの副菜:5名、エビフライ:5名、ウインナー:4名、その他:ベビーハム、うずら豆、ミートボール、豚肉のみそ焼き
2.腹何分 腹8分:1名、腹9分:2名、満腹:9名
3.今日のまかない、星いくつ 全員星3つ
4.感想:いろどりと種類も多く、ワクワクしました。揚げ物がなくても大満足のお弁当でした。味のバランスもよくて、どれもおいしかったです。1つ1つが手間がかけてあってとてもおいしかったです。味付けも弁当にありがちな濃い味ではなく、上品でおいしかったです。
きのこおこわがもちもちしておいしかったです。家でも作ってみたいと思います。鶏の照り焼きは、もう少したくさん食べたかったです。レモン漬けはレモンの風味がよく、さっぱりといただけました。お吸い物は、後から松茸の香りがほんのりして、銀杏の黄色で秋を感じます。かに玉はもっと食べたいくらい好きでした。スイートパンプキンは、甘くておいしかったです。

3分間スピーチ(要旨)「一期一会の旅~奄美大島編~」星川臨床検査技師

久しぶりの旅に出ました。今回は東京発のツアーで3泊4日奄美大島への旅行です。奄美大島は世界自然遺産に認定され、独特の亜熱帯植物や動物、アマミノクロウサギで有名です。
楽しみなアクティビティが2つあります。
1つ目は金作原(きんさくばる)原生林トレッキングです。ヒカゲヘコやクワズイモなどが生い茂る太古の昔に迷い込んだような景色、映画「ゴジラ」の撮影が行われたのも頷けます。注意点として国定公園なので認定ガイドさん同行でないと入れない事と、往復3時間トイレに行けないので少しばかり覚悟が必要です。

2つ目はマングローブカヌーです。カヌー体験は初めてで、乗れるのか?漕げるのか?落ちないのか?という不安とドキドキの中、ライフジャケット着用で出発!いけました、スイスイいけます、超楽しいです!予めインストラクターさんから漕ぎ方の説明、練習があるので、ほとんどの方はスイスイ進んでおられました。進めない方はインストラクターさんがロープで接続し牽引して下さるので、大丈夫です。全員が笑顔!うまくカヌーをコントロールできず、団子状態になっても助け合い「楽しい、楽しい」と大の大人が子供のようにはしゃいで、雄大なマングローブの林を抜けていきました。

田中一村美術館も素晴らしかったです。「何でも鑑定団」を録画して毎週見ている私は知っていました!奄美大島の景色や動植物をゴーギャンの様なタッチで描かれる日本画の先生です。もっとも生前は染物工場に勤めながら、活動されており、死後有名になられた方です。年に4回作品の入れ替えがあり、ここを目的に奄美大島を訪れる方も多いと聞きました。絵を見ていると奄美の民謡や波の音、木々のざわめきが聞こえてきそうで、お勧めです!
もう一つ奄美大島といえば「大島紬」糸から染めて今でも手織りのみ、お高いのも当然です。こちらでは成人式、結婚式にも大島紬を着る、との事。私も自分の「大島紬をどこで着ていいのか?」という謎が少し解けました。まだまだ奄美情報は尽きませんが、やっぱり旅行はいいですね!又行けるようにお仕事頑張ります。

献立 543kcal (6.79単位)
きのこおこわ 精白米、もち米、しめじ、えのき、しいたけ、薄口醤油、酒、みりん
鶏の照り焼き山椒風味 鶏もも肉、しょうゆ、酒、みりん、ししとうがらし、粉山椒
芙蓉蟹 鶏卵、かに水煮缶、きくらげ、ねぎ、鶏がらスープの素、こしょう
野菜のレモン漬け きゅうり、大根、みょうが、レモン果汁、砂糖、塩、こしょう
リボンにんじんのレンジ蒸し にんじん、いりごま、ごま油、塩、ラー油
青菜ののり巻き 小松菜、しょうゆ、焼きのり
高野豆腐の含め煮 凍り豆腐、うどんつゆ、砂糖、薄口醤油
すまし汁 エリンギ、大根、三つ葉、だし汁、薄口醤油、松茸エッセンス
スイートパンプキン かぼちゃ、バター、パルスイート