令和5年11月6日（月）の調理実習は「魚のホイル焼き」を作りました。参加者は7名でした。

10時に参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。
初めて参加される方が2名いらっしゃったので自己紹介をしました。初参加の男性は仕事をしていた頃は、仕事で日本のあちらこちらに行ったり、アメリカにも行っていたことがあるそうです。
献立説明の前に、木村栄養士から今月号の”ランナーズ”にインタビューが掲載されたという報告がありました。また、前日に参加した”下関海響マラソン”の話がありました。今年は11月とは思えないくらい暑く、30km付近で足にけいれんが起きたそうです。それでも走り続け、4時間17分という好タイムだったみたいです。
次に「11/14は何の日でしょうか？」という問いかけがありました。正解は”世界糖尿病デー”です。この日は岩国の錦帯橋や東京タワーなどがブルーにライトアップされます。
最後に、調理実習の献立についての話がありました。この調理実習では500～600kcalで献立を考えています。500kcalをバランスよく食べると、栄養をしっかり摂ることができて、肥満になりにくいそうです。また1単位が80kcal、ご飯50gが80kcalであることを覚えておきましょうとありました。
その後、献立説明がありそれぞれ担当を決めて10時40分から調理が始まりました。

“生姜ごはん”は、精白米はといでザルにあげておきます。しょうがはせん切り、油揚げは油抜きをしてみじん切りにします。調味料を炊飯器にいれて米と炊きます。今回はご飯を型に抜きました。
“魚のホイル焼き”は、今回は鮭にしました。キャベツは太めのせん切り、玉ねぎは薄切り、しめじは小房に分けておきます。アルミホイルに鮭、きゃべつ、しめじ、玉ねぎ、カロリーオフのマヨネーズをかけて包み、オーブンで焼きます。
“ひじきの中華風”は、ひじきは水で戻し、しょうゆで下味をつけます。せん切りにしたきゅうり、大根、人参を調味料で和えて、そこにすり鉢ですった胡麻を加えて器に中高く盛り付けます。

“すまし汁”は、だし汁に水で戻したわかめと薄切りにしたしいたけを入れて、火が通ったら調味し卵白を加えます。器に注いでねぎを飾ります。
卵黄はというと、”シナモンポテト”で使います。さつまいもは皮をむき、適当な大きさに切ってゆでます。柔らかくなったら熱いうちに潰して、砂糖と卵黄を混ぜ合わせます。俵型に成型し、シナモンをたっぷりまぶして、黒ごまをのせてオーブンで焼きます。

12時前にできあがり食べ始めました。
参加者のお一人ができあがりの直前に、急なハプニングがあり帰られたので11人でいただきました。
今回は、キャベツや人参、しょうががあまっていたので、木村栄養士が手早く浅漬けを作ってくれました。塩加減がちょうどよく、しょうがが効いていてとてもおいしかったです。
この献立はオーブンを使うものが2つあり、ホイル焼きが時間ギリギリになってしまいましたが、出来立てなので熱々で、鮭もふっくらしていていつもよりおいしく感じ、参加者のみなさんにもとても好評でした。
初参加の男性は一人暮らしで、普段は冷凍のお弁当を食べているそうです。何を食べたらいいのか分からないと院長に相談して、今回の調理実習に参加したそうです。包丁を持ったことがなく、今回は様子を見ていることが多かったそうですが、片付けはなんとかできた。と話されていました。最後の食器洗いも頑張っておられました。木村栄養士から「今日の献立で、家でも作ってみようと思うものはありますか？」という問いかけに「ない！」とはっきり答えていらっしゃったので、みなさん大笑いでした。次回は”ヘルシーカレー”なのですが、「参加します。カレーなら自分でも作れるかも」と話されておられました。
今回は男性の参加者が3名と多かったので、いつもと雰囲気が違う感じでしたが話が盛り上がり、あっという間に時間が過ぎていました。

後片付けをし集合写真を撮って、次回2月にまたお会いすることを約束して、13時過ぎに解散しました。

献立　480kcal （6.0単位）
しょうがごはん　精白米、だし昆布、油揚げ、塩、薄口しょうゆ、酒、しょうが
魚のホイル焼き　鮭、キャベツ、玉ねぎ、しめじ、マヨネーズ、塩、こしょう、トマト、ベビーリーフ
ひじきの中華風　ひじき、きゅうり、大根、人参、酢、しょうゆ、砂糖、ごま油、ごま
すまし汁　わかめ、しいたけ、卵白、ねぎ、だし汁、薄口しょうゆ
浅漬け　キャベツ、人参、しょうが、塩
シナモンポテト　さつまいも、砂糖、卵黄、黒ごま、シナモン