ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
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2024.04.25

スペイン・サンチアゴ巡礼2024(第4弾-3)

4月25日(木)現地時間(日本時間から7を引く)
今日はレディゴス(Ledigos)から26キロ先のベルシアーノス(Bercianos del real camino)まで行きました。

早く起きて、電灯が付くような部屋はなく、午前6時になって、部屋の明かりをつけ、昨晩教えあった、お互いにこちらがポルトガル語で「ボンジア」、ブラジル人が「おはよう」と挨拶して、その場が和みました。昨日のパンとバナナを食べて朝食にし、午前7時20分にアルベルゲをスタートしました。天気はどんよりした曇り空で、雨は降りそうにはなく、暑くもなさそうです。Tシャツ、アームカバー、長袖シャツ、薄いウインドブレーカーを来て、今回のサンチアゴ巡礼がスターしました。

昨日の余りのパンで朝食
レディゴスから今年の巡礼のスタート

歩き出してすぐに、「サンチアゴ・デ・コンポステーラまで391キロ」の表示がありました。街中の道を歩き抜けて、国道120号線沿いの土の道になりました。

レディゴスの街中をスタート
サンチアゴ・デ・コンポステーラまで391キロ

途中でアルベルゲで同室だったブラジルからの夫妻が追いついてきて、「ボン・ジア」と言って挨拶。「ブエン・カミーノ」はポルトガル語で「ボン・カミーノ」というのを教えてもらいました。途中こんもりとした丘に入り口と煙突が突き出ている構造の物をいくつか見ました。日本だと焼き物を作る登り窯のようなものかと思いましたが、後でガイドブックを見ると、「倉庫」とありました。理由や作り方はよくわかりませんが、温度が一定に保たれるためなのかと想像しました。

ブラジルからの夫妻
丘をくり抜いて作られた倉庫

午前8時50分、モラティノス(Moratinos)の街にはいると、アルベルゲの前の道で行列ができており、見ると巡礼手帳にスタンプを作って押してもらっていました。20〜30種類あるスタンプから好きなデザインを選び、値段は寄付で自由でした。50セントを入れ、作ってもらい、記念写真も撮りました。

クレデンシャルにスタンプを作ってもらった。
スタンプのタイトルは「man」

午前9時55分、次の街サン・ニコラス(San Nicolas del Real Camino)の街のバルでカフェオーレを飲んで、休憩。
サーグン(Sahgun)の手前4キロあたりに、小川にかかる石の橋を渡った所に聖母教会(Ermita Virgen del Puente)という小さな教会があり、中にも入ってみました。庭にはテントを張って、何かイベントの準備をする人達がいました。サーグンへ向かって歩いていると、何人かの人達とすれ違い、挨拶をすると、さっきの教会の所で「サン・ニコラスのfiesta(お祭り)」があると言っていました。

午前12時15分、サーグンの街に到着。16.2キロ、まずまずのペースで進んでいます。教会を観光案内所にしてる建物の前に巡礼者の像があり、そこで写真を撮り、近くの「バルで昼食をハンバーガーとパスタでとっていると、昨日のオーストラリアからの男性が前を通り過ぎ、一緒に写真を撮りました。ゆっくりと昼食できました。

サーグンの観光案内所前
パスタとハンバーガーで昼食
昼食中オーストラリアの男性と再会

午後4時にベルシアーノス(Bercianos del real camino)のアルベルゲ「Bercianos」に到着しました。27キロ、8時間45分でした。午後からが思ったより時間がかかりました。アルベルゲは朝食と夕食がついて寄付制で、昨日が46ユーロだったので、40ユーロを寄付しました。オスピタレイロ(アルベルゲの世話をする人)はカナダから来た夫妻でした。部屋には2段ベッドが6つありました。まずはシャワーを浴び、曇り空で時に小雨が降ったりで、洗濯はタオルのみにしました。

ベルシアーノスのアルベルゲ「Bercianos」
2段ベッドの下を二つ

午後7時半から夕食、オスピタレイロの作った「ニンニクのスープ」と「レンズ豆やジャガイモの入ったシチュー」、後はワインとパンが付いて、デザートは「リンゴのコンポートにナッツが乗っていました」でした。テーブルは韓国の息子と母親の2名、ドイツ、オランダ、昨日同じテーブルだったオーストラリアの男性もいて、いろんな国からの楽しく食事が出来ました。韓国人の息子はSMAPの草彅剛に感じが似ており、名前は知りませんが、「韓国の草彅剛」と命名し、この後何度が登場しました。

前菜はニンニクのスープ
メインはひよこ豆とジャガイモのシチュー
同じテーブルは6カ国から、右側手前から二人と三人目が「韓国の草彅剛母子」

食事後は別のオスピタレイロによる瞑想の時間もありました。夕食後、別の部屋に集まり、オスピタレイロの話を聞き、各々が自分の感想を述べ、最後は各々が「ブエンカミーノ」といってハグして、解散となりました。
午後9時就寝。直ぐに寝てしまいました。巡礼初日は27キロ、8時間45分でした。

巡礼初日は27キロ