ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
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2024.04.28

スペイン・サンチアゴ巡礼2024(第4弾-6)

4月28日(日)現地時間(日本時間から7を引く)
今日はレオン(Leon)からビジャダンゴス(Villadangos del paramo)まで、21キロを歩きました。

午前6時前に目が覚め、朝食の準備もなく、途中のバルで朝食を取ることにして、準備をして、午前7時15分にスタートしました。今日は雲より晴れ間の方が多く、道ある温度計は4度を示して、肌寒い気温でした。レオン市内の巡礼路は市内の名所を巡るようなコースになっており、レオン大聖堂、美術館やパラドールをめぐり、よく取り上げられる巡礼者の像の前では巡礼者が写真を取り合っていました。今回は残念ながら、大聖堂の中を見る時間はありませんでした。

レオン大聖堂
美術館とパラドール
広場にある巡礼者像

午前9時30分、7.6キロ地点、ヴィルゲン(La Virgen de camino)の街のバルでカフェオーレ、カフェアメリカーノ、トルティージャ、クロワッサン、ドーナツを10ユーロで朝食として食べました。カウンターには常連と思われる男性が、コーヒーをこの日曜日の朝から飲んで過ごしていました。

日が射すと、段々と暖かくなってきました。アップダウンを繰り返しながら、国道120号線沿いの土の道を進んでいきます。午前12時、13.3キロ地点、サンミゲル(S.Miguel)の街で昼となり、コーラとバナナ、オレンジで軽目の昼食。目的地のビジャダンゴスまであと7.2キロ、時間と供にザックの重さが肩に掛かり、おんぶするようにザックを少し抱えて、肩の痛みを軽減します。

バルヴィルデン(Valverde)で写真撮影と休憩
サンミゲルで軽く昼食

午後2時半、目的地ビジャダンゴスに到着、目標のアルベルゲを捜します。なかなか見つからず、店で尋ねたりして、やっとわかり、アルベルゲに到着しました。看板を見逃して、通り過ぎていました。オスピタレイロはオーストラリアからの夫妻でした。部屋は2段ベッドが二つずつで、6部屋、引き戸が付いて閉まり個室風になっていました。各ベッドにライトと電源がついていました。朝食付きで、値段は寄付制で、一人20ユーロ、貯金箱に入れました。

アルベルゲの看板の字が目立たず、通り過ぎた。
個室風な部屋

午後7時からは全員がホールに集まり、ミーティングがあることが告げられました。まずはシャワーを浴びてさっぱりし、手洗いの全自動洗濯機、外に干して、少し町中を散策しました。道路向かいにあるレストランは午後8時からと遅いため、ミーティング前にどこかバルが開いていれば入ってみることにしましたが、ピザ屋が開いているだけで、そこで夕食にしました。入ってみると地元の人たちがトランプに興じ、それを周りで取り囲んで見ていました。どこの国も年を取ると男性は家に居場所がないのか、常連客のように着ているのでしょう。ピザが焼けるまでに、イカリングとフライドポテトがカウンターにあり、指先して頼みました。白いクリームはニンニクがたっぷり入っており、7時からミーティングがあり、匂いがまずいなと思いながら、全部食べてしまいました。

右がイカリング、左がフライドポテトに白いクリーム?
ピザ
ミーティングの後に集合写真

アルベルゲに帰り、昨日や今日の記事を書いて、午後7時からは車座にイスをおいて、基本英語とスペイン語で、スペイン、ドイツ、カナダ、イタリア、韓国、日本からの参加者でした。巡礼の詩が各国の言葉に訳され、各々の出身国の人が自国語の言葉に訳されている詩を朗読していきました。その後はこの巡礼での感じたことやフリーの質問で1時間があっという間に過ぎ、最後に集合写真を撮って解散となりました。後で写真をメールで送ってくれと3名から頼まれました。

その後は夕食をする人や寝室に戻る人、いろいろでした。乾いていない物は部屋干しにしました。今日は自分たち以外の同室者はおらず、個室のように自由に使えそうです。上の段のベッドを荷物置き場にし、ロッカーもあり、貴重品を入れておけるので、いつもはパスポートやお金は寝袋の中に入れて寝ていたのを、今日はなしで寝ることが出来ました。食堂で今日のことの記事を書いて、午後9時半に就寝。今日は21.8キロ、7時間13分でした。

今日は21.8キロ